休日を快適に楽しむためにタープを活用したいけど、どんな使い方ができるのか考えている方もいるのではないでしょうか。
タープは少ないパーツで簡単に設置することができ、さまざまな用途で活躍する便利なアウトドアギアです。
日除けや雨よけ、荷物を置く場所にしたりとアウトドアで過ごす時間を快適にすることができます。
また、タープは使う場所によって種類を選んだり、張り方を変えることで多くのシーンで使うことができます。
今回はアウトドアでタープを最大限活用できるように、種類や使い方について紹介していきます。
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////タープはアウトドアで大活躍
屋外で長い時間を過ごしていると、陽に当たっていることで体力を消耗してしまいます。
1日が終わったときや次の日に疲れが残っているなんてことはないでしょうか。
タープは日陰を作ることで、アウトドアで過ごしている際の休憩場所として使えます。
また、天気の良い日には荷物が熱くならないようにでき、雨が降ってきたときには雨宿りをしたり、荷物を濡らさないようにもできます。
タープを設置すれば外で過ごす時間が快適になり、アウトドアの時間を満喫することに繋がります。
////アウトドアで使うタープの種類と使い方
ポールとペグ、張り綱を使うことで設置するタープにはさまざまな種類があります。
シンプルでコンパクトに収納できるタイプから、虫よけなどの機能を持つタイプまであり、アウトドアのシーンや用途によって選ぶことができます。
ここでは、タープの種類や使い方について見ていきましょう。
ヘキサタープ
キャンプやバーベキューなどのアウトドアでさまざまな用途で使用できるのがヘキサタープです。
持ち運びが楽にできるコンパクト収納ができ、張り方もシンプルで簡単に設置することができます。
6角形(ヘキサゴン)のタープで、基本的には2本のポールと張り綱を使って張っていきます。
張り綱の張り方やポールの長さや本数を変えることで、異なった形状にすることができ、アレンジの幅が広いのが特徴です。
ただ、ヘキサタープはその形状から他の種類のタープよりも小さめで狭さを感じることがあります。
使い方としては、バーベキューでは野菜をカットしたりする調理場としてつかったり、テーブルをタープの下に置いてダイニングとして使うことができます。
また、キャンプではテントと連結して、リビングとしてや荷物置き場にもなります。
そして、海や公園で使用する際には、タープの片側を地面につけて低くすることで、座ったり寝そべりながら過ごせる場所として活用できます。
スクエアタープ
居住面積が広くとることができ、大人数でのアウトドアにも対応できるのがスクエアタープです。
長方形や正方形のタープとメインポール2本とサブのポールを4本、それに張り綱を使用して設置します。
ヘクサタープ同様アレンジの幅が広いのが特徴ですが、張り方によっては時間がかかります。
使い方としては、バーベキューやキャンプでの調理場としてやリビングダイニング、荷物置き場として使えます。
また、片側を地面につけることで風をよけたり、プライバシーを確保したりという使い方もあります。
それから家でバーベキューをする際には、タープの張り綱をベランダやブロックなどに張ることで簡易的なシェードとして使うことができます。
ワンタッチタープ
簡単に設置ができるのがワンタッチタープです。
折りたたみ式のフレームを開いて、タープを被せて、フレームを伸ばすという3ステップで簡単に設営できるというのが特徴です。
タープの収容人数もモデルごとにあるので、必要な収容人数や設置場所によって大きさを選べます。
タープを設置するのに時間や手間がかからず、すぐにアウトドアを楽しむことが可能です。
使い方としては公園や河原、キャンプ場でのリビングダイニングとしての使用や、庭先でのバーベキューの日除けなどがあります。
ワンタッチタープにはオプションで機能を追加できるものもあり、蚊帳のような網をつけることで虫除け機能を持たせたり、サイドパネルを張ることで風よけや目隠しをすることができます。
河原などでのバーベキューの場合、水着を着替える場所として使ったりと、アレンジすることが可能です。
スクリーンタープ
見た目的にはテントそっくりのスクリーンタープは、構造的にも床が無いという点を除いてテントと同じで、設置には多少時間がかかります。
サイドパネルがあり開放感という点ではスクリーンタープは他のタープには劣りますが、フルクローズにすることができるので雨に強く、メッシュがついているモデルは夏場には蚊帳の機能を持たせることができます。
スクリーンタープは張り方のアレンジなどはできませんが、風もしっかりと防ぐことができるので、寒くなる時期にも力を発揮するタイプです。
使い方としては、キャンプやバーベキューでのリビングダイニングとしてや、コットを置くことでテント代わりのベッドルームとして使用できます。
また、雨や風に強いので一時的な雨の避難場所としてや、子供たちが遊ぶ空間としても使うことが可能です。
小さいサイズのスクリーンタープは、プールや海、公園など子供が遊んでいる際には荷物置き場にでき、遊び疲れた子供が休む場所として活用できるので人気を集めています。
カーサイドタープ
キャンプ場やバーベキューなど、車を近くに置ける場所で効果的に使えるのがカーサイドタープです。
車に直接連結することで、簡単に設置することができ、場所も荷物もコンパクトにすることができます。
収容人数や機能などで他のタープに劣りますが、少人数のキャンプや気軽にアウトドアを楽しみたい時に活用できます。
使い方としては、キャンプで車をベッドルームとして使う時のリビングダイニングや、荷物を置いておくスペースとして使用します。
また、庭でバーベキューするときには、イスを置いて日差しを避けながら楽しむスペースとして活用できます。
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////タープをアウトドアで使うおすすめの使い方トップ5
アウトドアで楽しむにはしっかりと休む場所など快適な場所を確保しておくことが必要です。
タープを効果的に使って、快適な時間と空間を手に入れて、アウトドアをより一層楽しむためのおすすめの使い方を紹介していきます。
5位「目隠しとしてタープを使う」
開放的でにぎやかな雰囲気が楽しいアウトドアですが、ある程度プライバシーを確保しておいたほうが、目の前のことに集中して楽しむことができます。
タープは壁があるものや、張り方をアレンジすることで後方や横からの視線を遮ることができます。
開放感を保ちながらも、プライベートな空間を作ることができるので、安心して楽しめる空間を持つことを可能にしてくれます。
ヘキサタープやスクエアタープは片側を地面につけることで壁を作ることができ、ワンタッチタープやスクリーンタープは横や後ろの部分を閉めることで、目隠しの効果を得られます。
4位「公園や川でタープを使う」
広々とした空間は開放的で景色もよくアウトドアには最適な場所です。
しかし、木陰などが無い場合は日差しを遮るものがないので、ずっと過ごしていると疲労にも繋がりますし、夏場には熱射病などのおそれもあります。
タープを日除けとして使うことで、公園や川で目一杯遊んでも休憩する場所を確保することができます。
フルクローズにできるスクリーンタープであれば、水着に着替える際にも使用するなど、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。
また、イベントなどでは休憩場所や荷物置き場としても利用することができます。
ただ、場所によっては大きいサイズのタープは迷惑になる場合もあり、公園などでは設置が禁止されているところもあるので、しっかりと確認してから設置するようにしましょう。
3位「河川敷などのバーベキューでタープを使う」
河川敷やバーベキュー場でバーベキューを楽しむ時にもタープは活用できます。
野菜や肉、お酒やジュースを用意する場所として使ったり、食材を置いておく場所としても利用でき、イスやテーブルを置けば日差しを避けて美味しい料理を楽しむことができます。
また、焚き火に対応したタープであれば、その下で調理を行うこともでき、突然の雨が降ってきてもそのままパーティーを続けられます。
ただ、豪雨や雷雨などになった場合には、安全な場所に避難するようにしましょう。
タープは設営が簡単にでき、撤収時にも時間をかけずに片すことができるのが特徴です。
休日のアウトドアを快適に楽しむことができ、設置や撤収にも手間取ることがないので、機会があれば導入することをおすすめします。
2位「ホームパーティーのバーベキューでタープを使う」
庭やテラスなど自宅の敷地で、バーベキューなどをする際にもタープは効果的に使うことができます。
シェードを設置するほど庭で過ごす時間はないけど、季節ごとのホームパーティーでは日差しを緩和したい場合には、タープを活用していきましょう。
シェードの代わりにタープを使用するには、タープの張り綱を2階のベランダなどに固定して、庭にブロックを置いて張る方法や、ポールを2本庭に立てて高さを出す方法などがあります。
この場合、ヘキサタープやスクエアタープを使うことができます。
タープは強い風が吹くとあおられてしまうので、強い風の日には張らないようにしましょう。
庭の広さが必要ですが、ワンタッチタープやスクリーンタープも日陰があるダイニングとして使うことができます。
設営も簡単で、アウトドアの雰囲気を庭先で楽しめます。
1位「キャンプでタープを使う」
アウトドアで人気のキャンプでは、タープを張ることでリビングの代わりにしたり、ダイニングとして使用したり、居住空間を広げるためのギアとして活用することができます。
また、テントを家と見立てた場合、タープは外構ともいえるもので、機能面だけでなくおしゃれさなどその家庭の雰囲気を象徴するものになります。
タープには色や形、大きさなどさまざまにあり、快適さと美観の両方から選ぶことが可能です。
家族の団欒や友人家族とゆっくり過ごす場所としても使え、混み合ったキャンプ場でもプライバシーを確保するための目隠しとしても使うことができます。
焚き火に対応したタープを使用して目隠しをしつつ光を遮りながら、まわりに迷惑をかけずに焚き火を楽しむといった方法もあります。
タープは簡易的なテントとしても使えるので、気軽にソロキャンプをする際にもおすすめです。
ベッドルームにするには、コットなどが必要ですが、キャンプスタイルによってはテントを持っていくよりも荷物を減らすことができます。
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アウトドアでタープを使う際の注意点
便利に使えるタープですが、アウトドアで安全に使っていくためにも注意しておくポイントがあります。
ここでは、アウトドアでタープを活用する際の注意点について、見ていきましょう。
風に注意
シンプルな構造のタープは、風にあおられやすいというデメリットがあります。
タープは面積も広く、風をそのまま直で受けてしまいます。
タープを支えているポールなども地面に乗せるだけなので動きやすく、しっかりと設置していないと倒れてしまいます。
アウトドアでタープを使用する際には、風の向きや強さなどに注意して設置するようにします。
ヘキサタープやスクエアタープの場合、風上にタープの頂点が来るようにして、風下にその対角線が来るように設置するなど、風の通りを邪魔しない設置が必要です。
また、強風の際にはタープは設置しないようにしましょう。
太陽の向き
日差しを避けるための用途でタープを使用する際には、太陽の動きにも注意しましょう。
基本的にベストの向きというのはありませんが、太陽の動きを意識して張ることで、タープの効果が得られます。
ペグ打ちは必須
張り綱とポールでテンションを与えて張るヘクサタープやスクエアタープは、しっかりとペグを地面に打ち込むことで、安全に使うことができます。
また、ワンタッチタープやスクリーンタープも風などであおられてしまうことがあるので、しっかりとペグを地面に打ち込むようにしましょう。
地面がやわらかい場所などには、通常1本のところを2本のペグを使うことで対処します。
また、ペグにも特性があるので、地面の状態に合ったものを選ぶことで、しっかりと固定することができます。
ペグ打ちが不十分で突発的な風に飛ばされるといった事故もあり、ケガや物損などにもなりかねないので、きちんと固定できているか確認するようにしましょう。
焚き火や炭火に注意
タープの下で火を使うと、タープが溶けてしまうので注意しましょう。
通常のタープの場合、焚き火をしたり、炭火のバーベキューコンロを使って調理をしていると、火の粉が飛んでその部分が溶けてしまいます。
タープは化学繊維などで出来ているので、場合によっては全焼してしまうなど事故になってしまう可能性があります。
焚き火対応で難燃性の素材を使ったタープ以外で火を扱う場合は、タープから離れたところで火を使うようにしましょう。
アウトドアでタープのまとめ
ここまでアウトドアで使うタープについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
タープはキャンプやバーベキューなど広い土地を使ったアウトドアだけでなく、庭などでもシェード代わりの日除けとして使用できるなど汎用性を持っています。
タープは張り方やシーンに合った種類を選ぶことで、色々な使い方ができるという魅力もあります。
アウトドアで快適な時間を楽しむために、タープをこれから最大限活用してみてはいかがでしょうか。
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