BBQグリルがあれば庭でバーベキューをすることができ、家族とのホームパーティーを楽しむことができます。
庭という屋外の空間で過ごす時間は開放的で、自宅にいながらいつもとは違う雰囲気を味わうことができ、リフレッシュするためのシチュエーションとしては最適です。
日頃アウトドアを楽しみたいと思っていても、キャンプ場やバーベキュー場まで行けないという場合でも、庭であればすぐにバーベキューをはじめることもできますよね。
ただ、これからBBQコンロを用意しようと思っていても、さまざまなメーカーからいろいろな種類のBBQグリルが出ていて、どれを選んでいいか悩んでしまっている方も多いのではないでしょうか。
BBQコンロは環境に合わせた選び方をすることで、手軽にライフワークのひとつとしてバーベキューをしていくことができます。
今回は庭でバーベキューをするのに最適なBBQグリルについてご紹介していきます。おうち時間を存分に楽しむための参考にしていただけたら幸いです。
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////バーベキューを庭でするならBBQグリルが必要
バーベキューを庭でする際に、住宅街などでは煙やニオイなどを近隣に配慮する必要があります。
その対処策として、キッチンで調理したものを外で食べる方法もありますが、BBQグリルを庭に設置して調理してないぶん楽しみが半減してしまいます。
バーベキューは調理や食事、会話などを庭に作った調理スペースの空間で楽しむことで、つながりのある瞬間を味わうことができるからです。
近隣への配慮が必要な場合も、まずはBBQグリルについて知ることからはじめて、足りない部分については対処策を補足していく方法がいいでしょう。
////バーベキューを庭でするためのBBQグリルの選び方
庭でバーベキューをするためにBBQグリルの選び方についてまずは紹介していきます。
バーベキューを一緒にする人数やスタイル、環境はそれぞれですので、それをイメージしながら見ていきましょう。
BBQグリルの熱源の種類
BBQグリルは肉や魚、野菜を調理するための熱源が必要です。
バーベキューにはこの熱源でなければならないということはないので、使い勝手のいいものを選ぶようにしましょう。
BBQグリルに使われる熱源についてそれぞれの特徴をふまえて紹介します。
炭火を使うBBQグリル
バーベキューをする際に定番なのが炭火を使って調理をする炭火式のBBQグリルです。
火起こしをしたり火の加減を調整しなければいけないなど、多少手間がかかりますが、それもバーベキューのひとつの楽しみとして感じることができます。
また、炭火で焼いた食材は遠赤外線効果で美味しく仕上がるなどのメリットもあります。
BBQグリルがある程度大きいものであれば、弱火や中火、強火と火の強さの違う区画を作れるので、調理する際に便利に使えるので試してみてはいかがでしょうか。
ニオイや煙が出るため、住宅街に立地している場合は敬遠してしまうかもしれませんが、質の高い炭を使ったり、無煙式のBBQグリルを選ぶなどすれば、ある程度対策することができます。
炭火を扱うのが初めてという場合には、引き出しがついてるBBQグリルなど炭が入れやすいタイプを選ぶとスムーズに継ぎ足すことができるのでオススメです。
ガス式のBBQグリル
ガス缶を使用したBBQグリルは、庭で手軽にバーベキューをはじめたいという方にオススメです
炭火とは違い火起こしの必要もなく、火加減も簡単に変えられるため、普段と同じように調理することができます。
ただし、風にあおられると火が安定しないので、風に強い火を作れるBBQグリルか風防があるBBQグリル、または風防を別途用意するようにしましょう。
バーベキューで料理をスムーズに出したいという場合には、2口もしくは3口のBBQグリルがあると便利に使えます。
庭でのバーベキューだけでなくキャンプにももちろん使えるので、いずれキャンプも楽しみたいという場合にはガス式のBBQグリルを選択するといいでしょう。
電気式のBBQグリル
炭やガスなどの燃料が必要なく、自宅のコンセントから電気を取るだけでいいので、気軽に使っていけるのが電気式のBBQグリルです。
他のBBQグリルに比べてアウトドア感は多少うすれますが、煙を少なくできるメリットがあります。
庭の近くにコンセントがない場合は、庭まで延長コードを伸ばす必要があるので、あらかじめコンセントの位置を確認しておきましょう。
バーベキューをまずは楽しみたい、調理中のストレスや失敗を少なくしたい、燃料を管理するのが面倒という場合に電気式のBBQグリルはオススメです。
BBQグリル本体の材質
バーベキューをするためのBBQグリルは、主にスチール製(鉄製)のものとステンレス製のものがあります。
それぞれの特徴を知って、庭で使うBBQグリルにはどちらを選べばいいか考えてみましょう。
スチール製
BBQグリルで比較的安価に購入できるのがスチール製です。
スチールはサビが発生しやすい素材ですが、しっかりと塗装が施されていればすぐにサビることはなく、こまめにメンテナンスをすることで長く使っていくこともできます。
重量のある素材のため、移動には多少難がありますが、その重みのおかげで安定するため、安心して使えます。
コスト面を重視していて、重みなどは気にならないという場合にはスチール製のBBQグリルがオススメです。
ステンレス製
スチール製のBBQグリルよりもコストがかかりますが、サビづらく比較的軽量で耐久性もあるのがステンレス製のBBQグリルです。
庭でのバーベキューを定期的に楽しみたいという場合やキャンプも視野に入れてる場合にはステンレス製のBBQグリルを選ぶようにしたほうがいいでしょう。
初期費用がスチール製よりもかかりますが、回数を重ねていくうちにコストパフォーマンスは良くなっていきます。
扱いやすさや耐久性を重視している場合には、ステンレス製のBBQグリルがオススメです。
BBQグリルのサイズで選ぶ
BBQグリルはさまざまなメーカーから、いろんなタイプの製品が出されています。バーベキューを楽しむにはスタイルに応じて適切なサイズのBBQグリルを選ぶ必要があります。
BBQグリルのサイズについて見ていきましょう。
調理する高さ
BBQグリルは自立式の脚付きタイプと、テーブルに置く卓上タイプに大きく分けられます。
脚付きタイプのBBQグリルは、周りを囲んで調理と食事、会話を同時に楽しむことができるバーベキューのオーソドックスなスタイルを作ることができます。
大人数でも対応することができ、脚の長さを変えられるモデルもあるので、調理しやすい高さに調整することも可能です。
卓上タイプは、脚を組み立てる必要がないため、BBQグリルを簡単に設置することができます。
テーブルに余裕があれば、まな板を置いて調理場としても活用できるため、省スペースの調理スペースを作れるでしょう。
ただし卓上タイプのBBQグリルを使用する際には、テーブルにダメージが無いよう、熱に耐えられる素材かあらかじめ確認する必要があります。
焼き面の広さ
BBQグリルの大きさに迷ったら、バーベキューを一緒にする人数を参考に選ぶようにしましょう。
2人から3人の場合は30cm×20cm程度で、4人から5人の場合は40cm×30cm、6人から8人であれば60cm×40cm以上のものがいいでしょう。
絶対に守らなければいけないものではないですが、調理する量や燃料、片付けなどを考慮したときに上記のサイズがおおよそで適切なサイズといえます。
BBQグリルの製品詳細には、使用する目安の人数が書いてあるものもあるので、チェックするようにしましょう。
////庭でのバーベキューに最適なBBQグリル5選
バーベキューを庭で楽しむためのおススメのBBQグリルをご紹介していきます。
ロータスグリル | ハーフェレ
煙の少ないBBQグリルで、食材の油が直接炭に落ちない構造や着火をスムーズにするファンが内蔵されているなどの特徴を持っています。
炭火のバーベキューを手軽に行いたい、近隣に迷惑がかからないように煙をなるべく少なくしたいという方にオススメです。
サイズはSからXXLの4種類あり、人数やスタイルによって選ぶことができます。
卓上式がS、レギュラー、XLでXXLには車輪付きのスタンドが取り付けられます。
お手入れは網とインナーボールを水洗い(食器洗浄機可)、外容器は固く絞った濡れ布巾で拭くだけなので簡単にすることができます。
- 熱源:炭
- 焼き面サイズ:S/292mm,レギュラー/350mm,XL/435mm,XXL/600mm
クールスパイダー プロ/LX | コールマン
オールステンレス製のBBQグリルで、炭の付き足しをスムーズに行える引き出し式ロストルや左右の網の高さが変えられる機能を持っています。
庭でのバーベキューだけでなくキャンプでも使用したいという方にもオススメです。
網の高さを変えられる機能は、火力の調整を容易にできるので、バーベキュー初心者でも調理の失敗を少なくしてくれます。
鉄板と焼き網が付属しており、設営も簡単にできるので、手に入れてすぐに使うことができます。
- 熱源:炭
- 焼き面サイズ:800mm×600mm
CHEF 蓋付きガーデングリル | ロゴス
レトロなデザインを持つBBQグリルで、調理時に便利な2段構成の網は半開きにすることで炭の継ぎ足しが簡単にできます。
海外のバーベキュースタイルに魅力を感じている方や大人数でのバーベキューを予定している方にオススメです。
上蓋には温度計がついているのでオーブン料理も楽しむことができ、このBBQグリルひとつでさまざまな料理をすることが可能です。
大型のBBQグリルですが、車輪付きスタンドが付いているので移動も楽にでき、専用の防水カバーが付属しているので状態良く保存することができます。
- 熱源:炭
- 焼き面サイズ:540mm
スタンドBBQグリル | イワタニ
卓上としてもスタンドを取り付けて自立式としても使えるBBQグリルで、カセットガスを使用した2口のコンロで調理することができます。
スタンドは車輪付きの折りたたみ使用なので、バーベキューが終わった後にはグリル本体含めキャリーで楽に移動することができ、収納も場所を取りません。
カセットガスを使用したガス式のため、火起こしする手間もなく、すぐに調理が可能です。
また、付属しているグリルプレートの他にオプションでプレートが用意されているため、たこ焼きや鍋、網焼きなど好みの料理をプレートを取り替えることですることができます。
シンプルかつ手間をかけずにバーベキューを楽しみたいという方にオススメです。
- 熱源:カセットガス
- 焼き面サイズ:-
GRID | SOTO
卓上のBBQグリルで、カセットガスを使用した2口のコンロを持っています。スタイリッシュなデザインで、強さと安定性のある火力を得られるマイクロレギュレーターを搭載しています。
庭でのバーベキューだけでなく、キャンプにも使用することができるので、アウトドアを継続して行いたいという方にオススメです。
本体だけでの販売なので、グリルは別途用意する必要があります。
- 熱源:カセットガス
- 焼き面サイズ:-
庭でのバーベキューにあると便利なもの
BBQグリルを用意してバーベキューで楽しい時間を過ごしてみると、これがあったら便利というものが出てくるものです。
バーベキューを庭でするときに用意しておきたいものについてご紹介します。
BBQグリルを収納するための物置
BBQグリルは少ないスペースで収納できるものから、大型である程度広いスペースが必要なタイプまでさまざまなものがあります。
バーベキューを楽しむためにこれからBBQグリルを用意する場合には、収納場所についてあらかじめ考えておくと失敗する可能性を少なくすることができます。
また、バーベキューを頻繁にするのであれば、出しやすくしまいやすいという点も重要です。
BBQグリルはできれば屋内で管理したほうがいいのですが、それが難しい場合や出し入れのしやすさを重視する場合には、庭に物置を設置してそこに収納する方法がいいでしょう。
庭をお手入れする道具や子供のおもちゃなども収納でき、必要なときにはすぐに取り出して使用することができます。
物置は大型のものから省スペースのものまでさまざまにあるので、庭の広さや収納しておきたいものをリストアップしながら検討してみましょう。
人工芝でバーベキューをするときの対策
バーベキューを人工芝で行うときには、熱や火の粉で人工芝にダメージを与えないように対策をする必要があります。
BBQグリルが炭火の場合には、炭がはじけて火の粉が地面に落ちてしまうこともあるので、耐熱シートをBBQグリルの下に敷いておくことで人工芝が溶けてしまうことを防ぐことができます。
バーベキューの設営を簡単にしたいという場合には、思い切ってバーベキュースペースにタイルテラスを作ってしまうというのもいいでしょう。
火の粉が飛んだとしても安全で、バーベキューが終わった後の掃除も簡単にできるメリットがあります。
また、BBQグリルのまわりに対策をしても、食事をする際に食べ物の油が落ちてしまうこともあります。
デッキブラシや洗剤、水まきホースを事前に用意して、バーベキューを楽しんだ後にすぐに掃除ができるようにしておくと、人工芝をきれいな状態で保つことができ、次回のバーベキューも気持ちよくはじめることができます。
日中のバーベキューにはオーニング
庭でのバーベキューを日中にする場合には、日差しを避けられるオーニングやシェード、タープなどを用意しておきましょう。
晴れた日のバーベキューは楽しいものですが、長い時間日差しをあびていると日焼けや熱中症になってしまう危険性もあります。
オーニングやシェード、タープなどを設置したシッティングスペースを作っておくことで、休みながら食事を楽しむことができ、長い時間になったとしても存分にバーベキューを楽しめるでしょう。
夜のバーベキューには照明が必要
夕方の涼しくなってくる時間にはじめるバーベキューには、手元や足元を照らしてくれる照明が必要です。
BBQグリルで肉を焼く場合も、焼き加減が確認できないと美味しい料理を堪能することができません。
バーベキュースペースを照らしてくれるガーデンライトを設置したり、BBQグリルのまわりにランタンを置くなど、明るさを確保するようにしましょう。
視線が気になるならフェンス
バーベキューを楽しんでいると道路からの視線が気になったり、近隣からの視線が気になることもあります。
プライベートな時間を気兼ねなく楽しみたいという場合には、フェンスを設置して周囲からの視線をカットするようにしましょう。
庭のデザインにあったフェンスを選ぶことで、庭の背景にもなり、余計な景観をカットできるという利点もあります。
フェンスの高さや種類で迷ってしまったら設置を依頼する業者に相談してみましょう。
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まとめ
ここまで庭でバーベキューをするための最適なBBQグリルについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
BBQグリルは調理するための道具のひとつですが、庭という屋外の環境にそれがあることで、普段とは違う楽しみ方を提供してくれます。
まずはお気に入りのBBQグリルを見つけて、家族と食事や会話を庭で楽しんでみてはいかがでしょうか。
庭は自宅の敷地にあっても、近くの公園よりも遠い場所になってしまっているというケースもあります。
バーベキューの雰囲気をさらに高めてくれる素敵な庭を作っていくというのもひとつの楽しみとしてはじめてみてはいかがでしょうか。
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