おしゃれでシンプルモダンな庭が欲しい!作り方を解説

おしゃれでシンプルモダンな庭が欲しい!作り方を解説

庭の外構を考える際に、シンプルモダンな雰囲気にしたいと思うことはないでしょうか。

もちろんほかの外構とのバランスもありますが、庭をデザインする際にも押さえておくべきポイントがいろいろとあります。

そこで今回はシンプルモダンな庭を作るためのポイントを解説します。これからデザインする方は参考にしてください。

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「シンプルモダン」の条件

シンプルモダンと書かれた黒板

外構におけるおしゃれな「シンプルモダン」とはどのような条件のデザインなのかを把握しておきましょう。

素材を生かしたデザイン

シンプルモダンはその名のとおり、デザインに凝ることなく色味も少なくしたデザインのことです。そしてモダンな雰囲気を出すために、カラーもモノトーンが基調となります。

具体的には使用する素材の魅力を生かしたデザインにするのが特徴です。凹凸が少なく、白やグレーといったカラーで統一することになります。

使用する色の数は少なく

おしゃれかつモダンなデザインとなれば、使用する色の数もできるかぎり少なくします。外構であれば白をメインに、あと1つかふたつ同系色を入れるとよいでしょう。

またアクセントカラーとして赤などの目立つ色を追加するのも、ひとつのテクニックとなります。

少ない面積で取り入れることで、アクセントカラーを際立たせることができます。

硬質な素材を使用する

シンプルモダンは都会的な雰囲気、つまり無機質感を出すことになります。そのため自然を感じさせる木材などよりも、人工物である硬質な素材を使うのが特徴です。

たとえば赤系のレンガよりもモノトーンの石材やコンクリートといったものを使用します。あるいは金属やガラスなどを使用することで、おしゃれな雰囲気に仕上げることができます。

アプローチならナチュラルな雰囲気のレンガよりも敷石のほうがモダンな印象を受けます。

植栽に関してもシンボルツリーを立てるなどシンプルにデザインしたほうが、モダンな雰囲気を演出できます。

直線的なデザインに

シンプルモダンの特徴は直線的なデザインにあります。たとえば門柱などは曲線を使わずにシャープなデザインにすることで、おしゃれな雰囲気になります。

庭の外構では特に植栽があるので、直線をイメージしてデザインすることが大切です。都会的な雰囲気のなかに植栽を植えることでおしゃれな感じに仕上がります。

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おしゃれでシンプルモダンな庭に必要な外構素材

玉砂利

シンプルモダンの特徴を把握したところで、どのような外構素材が必要になるのかを知っておきましょう。

敷石

都会的なシンプルモダンデザインにするために役立つのが「敷石」です。フラットで無機質な感じが庭の雰囲気を引き締めてくれます。

敷石は地面に敷き詰めるだけでよいので、施工も簡単に行えます。デザインも直線的になるので、すっきりとした印象になるでしょう。

種類としてはモノトーン調の御影石などがおすすめです。

玉砂利

白黒の玉砂利もシンプルモダンな雰囲気の庭に相性の良い外構素材です。シンプルモダンは洋風だけでなく、和風の庭でも表現できます。

モノトーンの玉砂利を使えば、落ち着いた雰囲気でのコントラストを演出します。小ぶりの葉をそなえた植栽との相性も良いと思います。

間接照明

シンプルモダンな庭をライトアップするための間接照明も大切なアイテムです。昼間とはまったく異なる夜の雰囲気を演出できます。

スクエアの塀に植栽のシルエットを映し出せば、屋内から庭のムード感あふれる雰囲気を楽しめます。

間接照明で使用するライトは電源ケーブルが不要な「ソーラーライト」がおすすめです。

日中に太陽光を受けて充電し、夜にその蓄電で発光するタイプのライトがあります。

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おしゃれなシンプルモダンの庭を作るポイント

ポイント

それでは庭をおしゃれなシンプルモダンの雰囲気にするための方法を説明します。

和風か洋風かを決める

シンプルモダンにも「和風」と「洋風」があります。そこで最初にどちらのタイプにするのかを決めましょう。

どちらにするのかにより、デザインも使用する外構素材も違うからです。

洋風であればレンガやアイアンなどの素材を使用し、和風であれば敷石や竹本なのの素材を使用します。植栽もそれぞれに応じたものを選びます。

シンプルな和モダンの庭を作る

それでは和モダンの庭の作り方を説明しましょう。

四季を感じる植栽を

庭は四季の移り変わりを楽しめる植栽を植えたいものです。和モダンの庭も同様に、春夏秋冬それぞれに楽しめる植物を用意しましょう。

ポイントはシンプルは雰囲気を演出するために、背が低く葉の細い草木を選ぶことです。

たとえばヒイラギナンテンは春の花と夏の果実を楽しめることでも人気です。あるいは日陰にも強いヤブランは、どのような庭のレイアウトにも使えるのが特徴となります。

敷石でテラスを作る

庭に敷石を敷き詰めてテラスにすると、モダンシンプルなデザインにできます。中央にシンボルツリーを植えてもおしゃれになります。

敷石は四角の石板をそのまま敷いてもよいのですが、シンボルツリーの周りにサークルストーンを配置してもよいでしょう。

白とグレーのモノトーン調にしてもおしゃれです。あるいはサークルストーンのかわりに白黒の玉砂利を敷いてもよいでしょう。

シンプルな洋モダンの庭を作る

洋風のモダンな庭の作り方をご紹介します。

芝生を敷く

庭全体をシンプルな雰囲気にするため、芝生を敷くのは効果的です。広い空間で植栽を一部に配することでモダンなデザインに仕上がります。

人工芝には「カラー人工芝」があるので、うまく活用すればおしゃれにデザインできます。

幾何学模様にカットしたカラー人工芝を組み合わせると、シンプルモダンな雰囲気にできます。

タイルテラスを作る

庭にタイルテラスを作ると、洋モダンな雰囲気に仕上がります。直線的なデザインと無機質感がシンプルモダンな印象を強くしてくれます。

夏場は日差しの照り返しでかなり熱くなるので、シェードなどで日除け対策をしておきましょう。

その日除けもデザインのひとつとして意識することで、トータル的なデザイン感を統一できます。

花壇のデザイン

花壇もシンプルモダンな雰囲気にするためのポイントがあります。素材はレンガよりも石積みのほうが直線的な印象を与えます。

色味も白いものを選ぶことで、モダンな雰囲気を演出できます。

石張りのアプローチ

同じ石張りのアプローチでも、使用する素材によって和モダンにも洋モダンにもなります。鉄平石の乱張りはモダンな雰囲気を醸し出すものですし、アプローチには最適です。

白あるいは黒で統一すれば和モダンになりますし、色味をつけると洋モダンになります。

色使いによってどちらの雰囲気にも仕上がるので、うまく活用するようにしましょう。

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まとめ:素材とデザインで雰囲気を作れる

シンプルモダンな庭にするポイントは、素材選びとデザインです。

素材の色味を落ち着いたトーンにまとめる、直線的なデザインにするといったポイントを押さえておけば、シンプルモダンな雰囲気を生み出せます。