【外構素材】レンガとブロックの違いはある?の疑問に外構業者がお答えします!

【外構素材】レンガとブロックの違いはある?の疑問に外構業者がお答えします!

外構工事を検討中の方の中には、レンガやブロックの違いについて疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

レンガやブロックは少し前までは見た目やサイズの違いから間違うようなことはありませんでしたが、近年ではさまざまなデザインのレンガやブロックが出ていることから判断することが難しくなっています。

外構は何年も使用していくことになるわけですから、素材に関してはしっかりと把握しておきたいものですよね。

レンガやブロックの違いについて知っておけば、外構工事を行う今だけでなく今後メンテナンスが必要になった際にも役立つでしょう。

今回はレンガとブロックの違いについてご紹介していきます。

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レンガやブロックの特徴

レンガやブロックの特徴

外構工事で採用するレンガやブロックにはそれぞれ特徴があります。レンガやブロックの特徴の違いについてまずは見ていきましょう。

レンガの特徴

塀や門柱、アプローチなどさまざまな外構に使用できるレンガは、ナチュラルさや洋風のアンティークな雰囲気を演出してくれます。

色味の種類も多くあるため、組み合わせ次第ではオリジナリティのある外構にすることも可能です。

レンガは使っていくうちに経年変化でより味が出てくるという特徴もあり、敷地の変わっていく雰囲気を楽しむということもできるでしょう。

レンガというと長方形の形がすぐに思い浮かびますが、他にもさまざまな形状があり、安全に高く積み上げるために鉄筋を通す穴の空いた種類もあります。

さらに耐火性に優れているレンガもあり、ピザ窯や焼却炉などにはこの耐火レンガが使われます。

ブロックの特徴

塀や基礎などに使われるブロックは「建築用空洞コンクリートブロック」という正式名称があります。

ブロックには鉄筋を通す穴や溝がありますが、縦に鉄筋を通すものを「並(なみ)」、横に鉄筋を通すものを「横(よこ)」、塀の端に使う角が平らなものを「隅(すみ)」と呼びます。

一般的にブロックというとシンプルなものを思い浮かべますが、デザイン性の高い化粧ブロックといったものもあり、塀などをおしゃれに見せることも可能です。

またブロックとフェンスとの組み合わせをすることで、敷地に光や風が入りやすいようにすることもできるため、目的にあったデザインをすることができます。

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レンガとブロックの素材

レンガとブロックの素材

製造方法がどのようなものか、原材料はなにを使っているのかレンガとブロックそれぞれについて見ていきましょう。

レンガとブロックをわけるのは素材や製造方法の違いです。

レンガの素材

粘土や土、石などが原材料で、それらを混ぜたあと成形して焼き固めたのがレンガです。

原材料の中に含まれる鉄分や焼成する際の酸素量によって色味が変わってきます。

レンガにはさまざまな色味を持つものがあるため、単一の色で揃えることもできれば、違う色味のものを混ぜて使うこともできるため、おしゃれなデザインをもつ外構にすることができます。

ブロックの素材

セメントや砂、砂利や水が原材料で、混ぜたあとに成形して固めたものがブロックです。

原材料を混ぜたものはセメントコンクリートなので、それを成形して固めたものがコンクリートブロックとなります。

ブロックはコンクリートの灰色のイメージが強くありますが、着色されたブロックもあるため住宅の色合いや敷地のイメージにあわせて色を選ぶことができます。

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レンガとブロックのサイズ

レンガとブロックのサイズ

近年ではさまざまな種類があるため、大きさの違いだけではレンガとブロックを区別することはできませんが、JIS規格のものであれば明確に違いを確認することができます。

レンガとブロック、それぞれのJIS規格の基本サイズを確認しておきましょう。

レンガのサイズ

日本のJIS規格ではレンガは、高さ100mm×長さ210mm×厚さ60mmと定められています。

海外製のレンガやJIS規格外のレンガは規定サイズとは異なるため注意が必要です。

またピザ窯などで使用する耐火レンガも違うサイズになるので、レンガを選ぶ際にはしっかりと確認するようにしましょう。

ブロックのサイズ

高さ190mm×長さ390mm×厚さ100mmから200mmが一般的なブロックのサイズでJIS規格内のサイズになります。

ブロックにもJIS規格外のものがあり、厚みや長さに違いがあります。

一般的なブロックの形である「並」と鉄筋を横に通すために上部がU字に凹んでいる「横」、コーナー部分に使うためにサイド部分の凹みがなく平らになっているものを「隅」、「横」の形状でサイド部分が平らになっているものを「横隅」といいますが、複数の種類を使う場合にはサイズを合わせることに注意しましょう。

レンガとブロックの費用相場

レンガとブロックの費用相場

費用面からレンガとブロックの違いについて見ていきましょう。

2mの長さで高さ1.2mの塀をたてる場合の費用相場で施工費込みの金額です。

また、あくまでも相場なのでしっかりとした金額を把握したい場合には、業者に見積もりを依頼するようにしましょう。

レンガの費用相場

レンガ塀の費用相場はおよそ38,800円程度です。コンクリート基礎で10,000円、レンガの材料費で28,800円が内訳です。

レンガの種類によっては材料費が変わってくるためあくまでも目安として考えておきましょう。

ブロックの費用相場

ブロック塀の費用相場はおよそ34,000円程度になります。コンクリート基礎で10,000円、ブロックの材料費で30,000円が内訳です。

積み方やブロックの種類によっては費用相場が変わってくるので、おおよその値段としてイメージしておきましょう。

ちなみに化粧ブロックを使用した場合には46,000円程度が費用相場になります。

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レンガとブロックの処分方法

レンガとブロックの処分方法

外構工事をDIYで行うという場合には、レンガやブロックの処分方法についても知っておいたほうがいいでしょう。

レンガやブロックを使った外構工事を業者に依頼する場合には、既存のブロックなどを処分してくれますが、DIYだと自分ですべて行わなければいけません。

業者に依頼する

レンガやブロックは産業廃棄物として扱われるため、自治体に頼んで処分することはできません。

自治体によっては少量のレンガやブロックを清掃センターで受け入れてくれることもありますが、基本的には処分できないと考えておいたほうが良いでしょう。

レンガやブロックの処分は、産業廃棄物をあつかえる業者に依頼するという方法になります。

またレンガやブロックを購入した店舗によっては、無料で回収を行っている場合もあるので、そちらも確認しておくと良いでしょう。

リサイクルする

レンガやブロックを回収してもらう以外の方法としては、リサイクルがあげられます。

不要になったレンガやブロックも他の用途で使いたいという人がいれば、その人に譲渡することで処分費用をおさえることができます。

また建材を取り扱っているリサイクルショップがあれば、買い取ってくれる可能性もあるため、近くのショップに確認してみましょう。

どちらの場合もレンガやブロックの状態によっては、引き取ってくれないことも考えられるので、最終的には業者に依頼するということも考えておきましょう。

お問い合わせ

まとめ

ここまでレンガとブロックの違いについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

レンガとブロックは素材や製造方法の違いがあり、規格サイズに関しても異なります。

レンガは粘土や土、それに石などを混ぜ合わせて形を作り焼き固めたもので、ブロックはセメントや砂、それに砂利や水を混ぜ合わせて凝固させたものということが大きな違いになります。

外構でレンガやブロックを選ぶ際には、用途や目的によってそれぞれの特徴をふまえた上で好みのデザインを選ぶようにしましょう。

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