レンガは自分で割れる!レンガの安全な割り方を外構業者が紹介

レンガは自分で割れる!レンガの安全な割り方を外構業者が紹介

外構工事で何かと重宝する「レンガ」。DIYでも使い勝手の良さとおしゃれな出来栄えになることで人気があります。

ところでこのレンガを使ってDIYをしようという時、必要に応じたサイズにカットしなければなりません。

しかしうまく切れないと難儀する方も少なくないでしょう。そこで今回は、レンガを安全に割る方法をご紹介します。

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レンガのカットが難しい理由

考える男性

まずはなぜ、レンガのカットが難しいのかを知っておくとよいと思います。

そもそもレンガとは?

レンガは粘土と頁岩、泥を型に入れて焼き、圧縮したものです。

そしてレンガのサイズはJIS規格(日本工業規格)で決まっています。

ただしホームセンターなどでは、その規格サイズを半分にしたものなどを購入できます。サイズさえ合えば、そのような規格品を使えば外構のDIYもできるでしょう。

ひと口にレンガと言っても、実はいろんな種類があります。よく目にする「赤レンガ」はホームセンターであれば大抵は購入できます。

この赤レンガは水には強いのですが、耐火力はありません。そこで高温にも強いレンガを使うのであれば、「耐火レンガ」が必要です。かまどや暖炉などで使用できますが、こちらは逆に水に弱いという特性があります。

ほかにも安価な「アンティークレンガ」や品質が安定している「オーストリアレンガ」などがあります。

レンガが割れる理由

駐車場などに使われているレンガが割れているのを見たことはないでしょうか。

レンガはそもそも粘土や泥などを固めたものなので、強い力が加わると割れてしまいます。あるいは表面に空いている細かな穴から雨水などが入り込み、経年劣化によりもろくなります。

逆に言えば適切な力を加えることで、レンガを割ることができます。

ただし自然に割れたレンガの断面を見ると、きれいな直線になっているわけではなく、なかには崩れたようなものもあります。

断面をよく見ると、キメの粗いものから細かいものまであることがわかります。そしてキメの細かいものは断面が綺麗で、粗いものは崩れるような形になっています。

そこでまず、自分でレンガを割る場合には、キメの細かなレンガを購入すれば断面が綺麗になると考えられます。

レンガのカットが難しい理由

簡単にレンガを好きなサイズにカットするなら、「ディスクグラインダー」を使う方法が考えられます。

安価なものなら数千円で購入できますが、一気に切断することはできません。ある程度レンガの周りに切り込みを入れて、あとは「割る」という作業を行います。

あるいは木材などをカットする「卓上丸ノコ」を使う方法が考えられます。ディスクグラインダーよりも安全ですし、ダイヤモンドカッターを取り付ければ簡単にレンガを切断できそうです。

この卓上丸ノコを使えば、たしかにレンガを切断することはできます。しかし難点があります。

まず「大きな音がする」こと、そして何よりも削り取るレンガの「粉塵」が大量に舞い散ることです。一般家庭で行うのは難儀と言えるでしょう。

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レンガは「割って切断する」のがおすすめ

グラインダーや丸ノコで切断することは可能ですが、音や粉塵の問題があります。そこでおすすめするのが、「割る」という作業です。

レンガは「割って」切断できる

ディスクグラインダーの説明で、最後に割る作業が必要と説明しました。つまり、ある程度の切れ込みを入れておけば、レンガは「割れる」ということです。

ただしここで注意が必要なのは、どのようにして「割る」のかということです。自然に割れたレンガを見ると、必ずしも一直線に綺麗に割れているわけではないことがわかります。

つまりレンガには「目」のようなものがないということです。そこでいかにまっすぐに割るのかが課題となります。

レンガをまっすぐに割る方法

ディスクグラインダーを使わずとも、実はレンガ用の「ノコギリ」があります。

手間はかかりますが、このノコギリでレンガの切断したい周囲に切り込みを入れてみます。

切断したい部分の周囲をレンガ用ノコギリで切り込みを入れたら、一度平坦な場所に置いてみてください。そして上の切り込みにノミなどを当てて、そのノミをハンマーで叩いてみましょう。

すると、周囲に入れた切り込みに沿うように綺麗にレンガが割れます。

ただし切り込みが浅いと斜めに割れるなど、綺麗に一直線に割れないことがあります。どの程度まで深く切り込みを入れればよいのかは、何度も試してみればコツがつかめると思います。

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おすすめのレンガの割り方

おすすめのレンガの割り方

それでは安全にレンガを割るための方法をまとめてみましょう。

まず断面に線を書く

最初に必要な作業は、レンガの切断したい部分に線を書くことです。マジックを使ってもよいですし、硬さがBくらいの鉛筆でも書けると思います。

切断面の周囲をぐるりと回るように線を引いておきましょう。

切断面に切り込みを入れる

続いて切断面に切り込みを入れます。この時に使う道具ですが、安全性を考えると「レンガタガネ」というものを使うことをおすすめします。

タガネは石や金属を加工する時に使うノミのような道具ですが、レンガ用は幅の広い「ヘラ」のような形をしています。ホームセンターでも購入できるので、入手は難しくないでしょう。

もうひとつ必要な道具は「ハンマー」です。いわゆるトンカチですが、叩く部分がゴム製のものがおすすめです。タガネを叩く時に大きな金属音が出ないからです。

レンガに引いた線にタガネを垂直に合わせて、ハンマーで「軽く」叩きましょう。この時に強く叩いてしまうと、いきなり割れてしまうことがあるからです。しかも綺麗にまっすぐ割れず、思うような形にならない可能性があります。

もうひとつ注意点として、この時レンガはコンクリートの地面よりも土のような柔らかな地面の上に置くとよいでしょう。ハンマーで叩いた衝撃を和らげるので、割れにくくなるからです。

4面の線に沿って少し溝ができる感じになれば完了です。

仕上げに「割る」

レンガの切断面の四方をタガネで叩き溝を作ったら、いよいよ割ります。たいらな地面に置いて上部の溝にタガネを垂直に合わせ、ハンマーで少し強めに何度か叩きましょう。

コツコツと叩いていると、自然にレンガは割れます。

ドライバーを使ってもレンガは割れる

レンガ用タガネが手に入らないという方は、自宅にあるドライバーを使っても割ることは可能です。

時間は少しかかりますが、タガネを使う時と同じように線を引いた部分に少しずつ溝を入れる感じでハンマーで叩いていきましょう。

ひとまわり溝を入れたら、レンガを土などの地面に置き、溝にドライバーを垂直に差し込んでハンマーで叩きましょう。

一気に割ろうとせず、少しずつ強めに叩く感じにするのがポイントです。

綺麗に割るためのレンガの選び方

レンガ

レンガにはいろんな種類があることを説明しましたが、それぞれに割った時の感じが違います。簡単に言えば、キメの細かいレンガほど綺麗に割れて、キメの粗いものは崩れるように割れます。

できるだけ綺麗に割るためには、キメの細かなレンガを選ぶようにしましょう。

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まとめ

レンガはレンガ用タガネとハンマーがあれば、誰でも安全かつ簡単に割ることができます。最初のうちは綺麗に割れないかもしれません。しかしコツさえ掴めれば、しだいに綺麗に割ることができると思います。

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