ピザ好き必見!耐火レンガでピザ窯が作れる!?外構業者に依頼する場合とも比較【究極のDIY】

ピザ好き必見!耐火レンガでピザ窯が作れる!?外構業者に依頼する場合とも比較【究極のDIY】

ピザ窯を庭に作って休日の手軽なアウトドアを楽しみたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

耐火レンガを使うことで、窯の高い温度にも耐えられ、長く使っていけるピザ窯は、シーズンごとの楽しみとして活躍することでしょう。

また、庭のワンポイントとしてもレンガ作りの窯は、おしゃれなアクセントにすることもできます。

今回は耐火レンガを使ったピザ窯の作り方についてご紹介していきます。

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耐火レンガでのピザ窯の作り方1:設計図の準備

プラン

ピザ窯を作るために、最初にどういった大きさの窯にしたいのか考えてみましょう。

ピザのサイズや枚数などから必要な大きさを割り出していってもいいでしょう

また、ピザ窯を作る場所が決まっている場合には、そこに収まるサイズを基準に決めていくという方法もあります。

簡単につくるか頑丈につくるか

ピザ窯の作り方にはおもに耐火レンガを積み上げるだけの窯と耐火レンガと耐火コンクリートや耐火モルタルを使用して作る方法があります。

簡単につくれるのは積み上げるだけのシンプルな窯ですが、固定しないので使用した際や自然環境などでズレてきたりする場合があります。

また、お子さんやペットがいる場合には、崩れやすいことで事故が起きてしまう可能性もあるので、その点も考慮にいれておくようにしましょう。

それから、コンクリートやモルタルを使用して固めるピザ窯の作り方は、手間や時間が必要となりますが、しっかりと作れることから安定感があり、長く使っていくことができます。

設計図を作るときには、目地の厚みをいれておくことを忘れないようにしましょう。

ドーム型の窯は時間や手間もかかる

ドーム型のピザ窯を作る場合には、シンプルな形の窯よりも手間や時間、それに費用がかかります。

ピザ窯といえばきれいなアーチをもつドーム型の窯をイメージしますが、それを手に入れるためにはそれなりの対価が必要になることは覚悟しておきましょう。

ドーム型のピザ窯はあらかじめ設計図にアーチ部分の角度についても記述しておきましょう。

耐火レンガの必要な量や形状を把握できるだけでなく、アーチを作るのに必要な木型を用意するのに役立ちます。

ピザ窯の場所を決める

ピザ窯を使用する際には火をつかうことになるため、燃えやすいものが周囲にないところを選ぶようにしましょう。

窯を設置したい場所の風の動きにも注意しておきます。

また煙が漂うこともあるので、近隣トラブルにならないようにその点についても考慮にいれて決めていくようにしましょう。

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耐火レンガでのピザ窯の作り方2.シンプルな窯

ピザ窯

耐火レンガを使ったピザ窯の作り方について見ていきましょう。まずは、コの字型のピザ窯の作り方です。

ピザ窯の作り方:必要な材料

ピザ窯を作る際に必要な材料について見ていきましょう。耐火レンガを積み上げるだけの場合には、コンクリートやモルタルは必要ありません。

また、耐火レンガの加工が必要ない場合には、ディスクグラインダーなどの工具も必要ないでしょう。

  • コンクリートブロック(土台用)
  • 耐火レンガ
  • 大判の耐火レンガもしくは鉄アングル(フタ用)
  • ディスクグラインダーやタガネ(レンガのカット用)
  • ハンマー
  • 耐火コンクリート・アサヒキャスターなど(固める場合)
  • ヘラ(固める場合)
  • スポンジ(固める場合)

ピザ窯の作り方:作る方法

ピザ窯を耐火レンガで作る方法について見ていきましょう。耐火コンクリートを使用する場合には、目地を入れていく作業がプラスされます。

作業手順1.土台を作る

コンクリートブロックを並べて土台を作っていきます。地面が土の場合にはしっかりと均して、土台が水平になるように設置するようにしましょう。

作業手順2.火床を作る

耐火レンガをコンクリートブロックの上に並べていき、薪を燃やす部分を作ります。

作業手順3.コの字に積んでいく

耐火レンガをコの字に積んでいきます。このときに互い違いに積んでいけるように、半分のサイズにカットした耐火レンガを使います。

3段積み上げたら、奥側から空気が取り込めるように、耐火レンガの並型が入る場所に半分のサイズの耐火レンガを設置します。

作業手順4.ピザを乗せる台になる部分

台になる部分は大判の耐火レンガを使うか、鉄アングルを横に流して、その上にレンガをおく方法があります。こちらは設計の時点でどちらにするか、決めておきましょう。

作業手順5.さらにコの字に積んでいく

最初と同じように並型と半分のサイズの耐火レンガを組み合わせていき、コの字に積み上げていきます。

作業手順6.天板(フタ)部分

3段ほど積み上げたら、さきほどの台を作ったときと同じ要領で、コの字の上に天板を作ります。これでピザ窯の完成です。

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耐火レンガでのピザ窯の作り方3.ドーム型

ピザ窯

アーチになった天井を作る際の材料や方法について見ていきましょう。

ピザ窯の作り方:必要な材料

ドーム型のピザ窯は基本的に先程のシンプルな窯が土台部分になり、その上にアーチを作っていきます。

材料も増えるので、ホームセンターに再び足を運ばなくていいように、設計の段階から数量を確認しておくようにしましょう。

  • コンクリートブロック・鉄筋・モルタル(土台用)
  • 耐火レンガ
  • 大判の耐火レンガ(フタ用)
  • ディスクグラインダーやタガネ(レンガのカット用)
  • ハンマー
  • 耐火コンクリート・アサヒキャスターなど
  • ヘラ
  • スポンジ
  • 木枠用のベニア板と合板(アーチの治具)
  • くさび形の木(アーチの治具)
  • のこぎりなど(治具の加工用)

ピザ窯の作り方:アーチの作り方

ピザ窯をドーム型で作る際の方法について見ていきましょう。

作業手順1.土台を作る

簡易的なピザ窯では積み上げていくだけのシンプルな作り方でしたが、高さや強度を持たせるために、ブロックに鉄筋を通して頑丈な土台を作ります。

ブロック同士の間にはモルタルを詰めて、鉄筋を通した部分もモルタルで埋めていきましょう。

形状はコの字に補強をつけたものなど、安定した土台になるのであれば、問題ありません。

できた土台の上にコンクリートブロックなどをモルタルで固めて床面を作ります。

作業手順2.火床を作る

シンプルな窯と同じように薪を燃やす部分を作っていきます。レンガ同士や土台部分との固定には耐火コンクリートを使用します。

作業手順3.コの字に積んでいく

耐火レンガを互い違いになるように積んでいきます。

ピザを乗せる台を耐火コンクリートを使って作る場合には、並型を使って内側に受けができるように積んでいく方法もあります。

作業手順4.アーチの木型・クサビを作る

アーチに耐火レンガを積んでいくために必要なのが、木型です。かまぼこ型の木型を作ってその上にレンガを積んでいきます。

半円の形状に切った合板を5枚程度つくり、底板に打ち付けて、ベニア板でアーチを作っていきます。

次にクサビですが、アーチ状に耐火レンガを積み上げていくために1箇所で2本使います。

角度や本数など設計するときに必要なサイズ・本数を確認しておき、それに応じて合板をカットしていきましょう。

作業手順5.アーチを作る

アーチを作りたい場所に木型をおき、下から耐火レンガを積んでいきます。

煙突をつける場合には、その部分をあけて積んでいくようにします。(煙突を作らない場合には背面の壁に穴を開ける方法もあります)

レンガとレンガの間にはクサビを2本かませながら積んでいきます。

すべての耐火レンガを積み終わったら、耐火コンクリートを目地に詰めていきます。入りづらい場合はコテなどを使って詰めていきましょう。

ある程度固まってきたら、クサビを抜いて、そこにも耐火コンクリートを詰めます。

作業手順6.壁を作る

アーチが出来上がったら木型を外し、裏側の壁を耐火レンガで積んでいきます。

カーブしている部分はディスクグラインダーやタガネでうまくカットして収まるようにしましょう。それから全面の上部分の壁を作ります。

ピザを入れられる空間を確保して、そこから上に耐火レンガを積んでいきます。

大判の耐火レンガをカットして、壁の土台になるようにして、そこから上は裏側の壁のようにうまく収めていきましょう。

作業手順7.火入れ

ピザ窯をしっかりと乾燥させたら、弱火で火入れをして完成です。

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耐火レンガでピザ窯を作る際の注意点

ピザ窯のなかにあるピザ

耐火レンガでピザ窯を作る際に注意しておきたいポイントについて見ていきましょう。

耐火コンクリートで肌が荒れる

耐火コンクリートは強アルカリ性なので、直接素手で触れると肌が荒れてしまうことがあります。作業する際には手袋をつけて行うようにしましょう。

濡れているときには火を入れない

ピザ窯のレンガに水分が含まれているときに、火を焚いてしまうと水蒸気爆発を引き起こす可能性があります。

しっかりと乾燥していることを確認してから使用するようにしましょう。

DIYでピザ窯を作ることが難しいと感じたら

電話をかける女性

ピザ窯は簡易的な方法では、簡単に積み上げていくことができますが、しっかりとしたものを作ろうと思うと、作業している間に投げ出したくなってしまうくらい大変な作業です。

そのため、耐火レンガを使ってピザ窯を作ることを検討している場合、作業内容に無理を感じたら、業者に依頼することをおすすめします。

作業をはじめて途中から依頼するとなると、撤去費用がかかってしまう可能性もあるため、しっかりと判断して行ったほうがいいでしょう。

DIYで作る楽しみや出来上がったときの喜びはありますが、業者が作った場合の仕上がりの良さや安心感には費用をかける価値があるのではないでしょうか。

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まとめ

ここまで耐火レンガを使ったピザ窯の作り方についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

ピザ窯はシンプルに作ることも長く使っていける頑丈なものを作ることもできます。とりあえず試してみたいのか、今後も使っていきたいのかで、まずは選択するといいでしょう。

また、ピザ窯をDIYで作るのはやっぱり難しそう、時間がかかってしまいそうという場合には、外構業者に依頼することも検討してみましょう。

耐火レンガでピザ窯を作るのは楽しみとなることもありますが、庭に理想のピザ窯を作りたいという場合には、費用をかけてでもプロに依頼したほうが将来的にもいい結果が得られるでしょう。

今回の内容を参考に週末が更に楽しくなるワンランク上の庭を目指してみてはいかがでしょうか。

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