【外構素材】レトロな雰囲気がつくれる!スクラッチタイルとは?

【外構素材】レトロな雰囲気がつくれる!スクラッチタイルとは?

外構を作る際、どのようなタイルを用いるかによって雰囲気も変わってきます。

タイルにも様々な種類があるので、どれにしようか迷ってしまうという人も多いでしょう。

もしおしゃれな雰囲気の外構を作りたいと考えているのであれば、スクラッチタイルがおすすめですよ!

「聞いたことない」「どんなタイルなの?」と思う方もいるかと思いますが、スクラッチタイルは雰囲気があるエクステリアを作るのにぴったりのタイルなのです。

今回はそんなスクラッチタイルの特徴や、おすすめのスクラッチタイルの色味などを紹介していきたいと思います。

この記事を読んで、おしゃれで雰囲気のある外構のイメージを掴みましょう!

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スクラッチタイルとは?

スクラッチタイル
引用:ニッタイ工業株式会社

まずはスクラッチタイルとは何か?ということから説明していきましょう。

スクラッチタイルとは、主に外壁として使用する外装用タイルのことです。

特徴としては、突起物で引っ掻いたような模様が付いているということです。そのため表面には細い多数の溝が刻み込まれています。

かつてはスダレ煉瓦とも呼ばれており、1923年の関東大震災で多くの建築物が崩れてしまった中、スクラッチタイルを使用していた帝国ホテル旧本館は崩壊しなかったことから、その後の多くの建築物にスクラッチタイルが使用されています。

東京大学本郷キャンパスや一橋大学兼松講堂などの大学の建築物や、旧前田公爵邸などの洋館、様々な金融機関にもスクラッチタイルが多く使用されています。

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レトロな雰囲気を好むならスクラッチタイルがおすすめ!

レトロな雰囲気の街灯

スクラッチタイルは主に昭和初期に流行したタイルであり、その時代に建てられた建築物には多く使用されていました。

そのため、スクラッチタイルはレトロな雰囲気があり、どこか懐かしさを感じさせます。

また、焼成して作る粘土タイルなので、タイルひとつひとつで焼き色が絶妙に異なってきます。

一色ではなく、光の当たり具合や天候などによって見える色味も異なってくるので、味があるタイルとも言えるでしょう。

「レトロな雰囲気を出したい」「ちょっと味がある外壁もいいな」と思う方にとって、スクラッチタイルはまさにうってつけと言えるのではないでしょうか?

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おすすめのスクラッチタイルの色味3選

数字の3とペン

外壁を決める際に素材と同じくらいに悩むのが色味ですよね。

何色を使用するかによって外壁の雰囲気が変わると言っても過言ではありません。

ではスクラッチタイルではどのような色味を使用するのが良いのでしょうか?

次はおすすめのスクラッチタイルの色味を3つ紹介していきたいと思います。ぜひ外壁選びの参考にしてみてくださいね!

明るさもシックさも演出!レンガ色

「明るさも欲しいし、シックな雰囲気も出したい」という方には、レンガ色がおすすめですよ。

レンガ色は茶色より明るく、光の当たり具合によって見える色味も変わってきます。

温かい温度感も伝わってきますので、雰囲気を感じさせつつ、明るいイメージを保つことができますよ。

シンプルで清潔感◎!白色

「シンプルな雰囲気にしたい」「清潔感を出したい」と思うのであれば、白のスクラッチタイルがおすすめです。

真っ白な外壁は見た目からして爽やかなので、清潔感を感じさせるにはもってこいです。

また白色は他の色に馴染みやすい色です。白色の外壁であれば庭や家の雰囲気を壊すこともなく、自然と馴染むことができるでしょう。

重厚感を醸し出す!黒色

「重厚で高級なイメージにしたい」というのであれば、黒色のスクラッチタイルはいかがでしょうか?

レトロ感があるスクラッチタイルと高級なイメージを持つ黒色は相性も抜群です。

他にはないおしゃれで個性的な雰囲気を演出することができるでしょう。

また黒色は木目との相性も良いので、外観に木目の素材を使用している、庭に植栽が多いという家にも適していますよ。

他にもコンクリートとも相性が良く、様々な素材に合わせやすい色味と言えるでしょう。

スクラッチタイルを使用しておしゃれな外構を作ろう!

スクラッチタイルの特徴やおすすめの色味などを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

スクラッチタイルはレトロな雰囲気を出すのにぴったりなタイルです。

また色味によって、さらに雰囲気を変えることができるタイルとも言えます。

おしゃれ感を出すのにぴったりなスクラッチタイル。皆様も外構を作る際にはぜひ検討してみてくださいね。

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