「塩素」で除草をするとどうなる?!安全に使う方法やその効果を紹介

「塩素」で除草をするとどうなる?!安全に使う方法やその効果を紹介

ウィルスの除去にも使われる塩素には強力な除菌効果があります。それではこの塩素を使うと、除草の効果もあるのでしょうか。

そこで今回は、塩素で除草はできるのか、そしてその注意点は何かをご紹介します。

さらに塩素を使った安全な除草の方法についても説明します。

【こちらの関連記事もご覧ください】

////

「塩素」とはそもそも何か

「塩素」とはそもそも何か

塩素といえば塩素系漂白剤を思い浮かべる方も多いと思います。

さらに新型コロナウィルスの除菌効果もあることで、「次亜塩素酸水」というものも広く周知されました。

ところでこの塩素とは、そもそもどんなものなのでしょうか。

塩素とは強い毒性のある気体

水道水の消毒にも使われる塩素は液体の「次亜塩素酸ナトリウム」という塩素剤です。

強い殺菌作用と漂白作用がある特徴をもっています。

さらにこの次亜塩素酸ナトリウムは漂白剤としても使われていますが、除菌と殺菌力が高く、色素を破壊するほど強力です。

そしてこの次亜塩素酸ナトリウムや、新型コロナウィルスの除菌にも使われる次亜塩素酸水には塩素が含まれています。

そもそも塩素は毒性のある「気体」なので、そのまま使用するのは難しいという特性があります。

そこで水酸化ナトリウム水溶液と反応させた次亜塩素酸ナトリウムという形で使用することになります。

一方で次亜塩素酸水は塩酸や食塩水を電気分解することで生成します。

体内に塩素が入るとどうなるのか?

漂白剤の主成分は次亜塩素酸ナトリウムですが、これは非常に高い殺菌力をもっています。

新型コロナウィルスの除去にも使われるように、人体に触れたり体内に入ると危険です。

では水道水に含まれる次亜塩素酸ナトリウムは問題ないのかというと、こちらは非常に濃度が薄いので影響はないとされています。

どうしても気になる方は、10分ほど水を沸騰させて冷やしておけば、塩素は除去できます。

空気中のウィルスなどを除菌するために噴霧する次亜塩素酸ナトリウムは、水道水に含まれるものより相当に濃度が高くなっています。

このような高濃度の次亜塩素酸ナトリウムは人体に影響を及ぼすので、吸い込まないように注意が必要です。

次亜塩素酸水について

新型コロナウィルスの消毒・除去のために「次亜塩素酸水」が使用されるようになりました。

一部の次亜塩素酸水は気化式の加湿器の水に入れることで、空気中のウィルス除菌にも使用可能です。

次亜塩素酸ナトリウムと混同するかもしれませんが、実は別物です。

次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性で、次亜塩素酸水は酸性です。

人体にはアルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムよりも酸性の次亜塩素酸水のほうが安全とされます。

しかし直接肌に触れることがないように、注意は必要です。

////

塩素は除草に役立つのか?

塩素は除草に役立つのか?

次に塩素は除草に役立つのかどうかを考えてみます。

実は植物に塩素は必要!その理由とは?

塩素は猛毒ですが、実は植物にとっては必要なものです。

植物内に地中から塩素を取り込んで、炭水化物の合成や光合成に関わることになるからです。

ただし植物が必要とする塩素は微量です。その量が少ないと新芽が劣化したり、あるいは葉の先端が枯れたりします。

逆に取り込む量が多くなるとリン酸の吸収を妨げるようになります。

リン酸は開花れ結実を促進するため、植物に必要な肥料3要素のひとつとされています。

また地中に多くの塩素が含まれると、土の酸化が助長されます。植物はたいてい、弱酸性の土壌で成長します。

強酸性の土壌にはアルミニウムイオンが水に溶け出すことで、植物に過剰に吸収されます。

その結果、生育障害を引き起こすことになります。

塩素そのものを除草に使うのは難しい

では塩素を土に注入すれば、雑草の育成を阻害できるのではないか、と考えられます。

しかし塩素そのものは気体なので、入手することも除草に使うこともできないでしょう。

つまり、塩素を使った除草は現実的ではないということです。では実際に塩素を使って除草するにはどうすればよいのでしょうか。

酸性の次亜塩素酸水は除草に効果的?

新型コロナウィルスの除菌で広く認知された次亜塩素酸水を除草に使うのはどうでしょうか。

新型コロナウィルスの除菌目的で使用されている次亜塩素酸水のpHは5.0~6.5です。

しかしその塩素濃度は非常に低いので、土壌の酸性を助長させる(pHを大幅に下げる)ほどの効果は期待できないでしょう。

また次亜塩素酸水は農薬として使用されています。

pH6.5以下の次亜塩素酸水は殺菌剤として使われるため、除草の役目を果たすことはないと言えます。

それでは逆に、アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤を使うのはどうでしょうか。

【こちらの関連記事もご覧ください】

////

地元の優良企業で「満点」の外構工事をする方法

外構工事は、お付き合いのある地元の業者やハウスメーカだけでなく、住宅エクステリア専門の業者に複数の相見積を取ることがオススメです。

理由は
ハウスメーカによる中間マージンが発生しないので費用が抑えられる
・業者によって得意分野が異なる
・優れた業者、相性の良い業者が見つかる

希望する施工部位(駐車場、フェンス、カーポート等)を得意とする業者に依頼できればコストも安くなり、施工品質も高いです。

外構リフォームの専門店に複数見積もりして、お得な費用、そして相性のよい業者を探すことが大切です。

>>地元の優良企業から相見積もりを取ろう


塩素系漂白剤は除草剤として使える?

塩素系漂白剤は除草剤として使える?

次亜塩素酸ナトリウムを含むアルカリ性の塩素系漂白剤は除草として使えるのでしょうか。

実は市販されている塩素系の漂白剤を雑草に直接かけると、数日で枯れてしまいます。

つまり塩素系漂白剤は除草剤として使うことができるということです。一般的に植物は弱酸性の土で育ちます。

一部の植物はアルカリ性の土壌でも育ちますが、漂白剤をまいた土はアルカリ性になるので、酸性の土壌で育つ雑草は枯れてしまうというわけです。

ただし除草できるのはよいのですが、土がアルカリ性になってしまうと野菜やほかの植物を植えることもできません。その点には注意が必要です。


塩素系漂白剤を使用する際の注意点

塩素系漂白剤を使用する際の注意点

塩素系漂白剤は取り扱いに注意が必要です。

ほんの少量であっても酸性の洗剤と混ぜてしまうと、猛毒の塩素ガスを発生させます。

塩素ガスを吸ってしまうと呼吸困難などを引き起こし、死亡することもあるので大変危険です。

混ぜるつもりがなくても、酸性洗剤で洗った容器に塩素系漂白剤を入れる際に、少しでも酸性洗剤が残っていると反応してしまいます。

あるいはトイレに漂白剤を流すのも危険です。

酸性のトイレ洗浄剤を使っていたら、漂白剤と反応し塩素ガスを発生するからです。

塩素系漂白剤で安全に除草する3つのポイント

塩素系漂白剤で安全に除草する3つのポイント

それでは、塩素系漂白剤を使って安全に除草するために知っておきたい3つのポイントを説明します。

安全に取り扱う注意点を理解しておく

まず塩素系漂白剤を除草に使う際に、その取り扱いについてしっかりと理解しておきましょう。

塩素系漂白剤は原液を素手で扱ってはいけません。必ず厚手のゴム手袋などを手にはめて扱うようにしましょう。

もし素手で触ってしまった場合には、大量の水で洗い流すようにします。

また目を保護するためのメガネと、ニオイがきついのでマスクもするようにしましょう。これは雑草に塩素系漂白剤をまく時にも必須です。

肌にかからないように、長袖の服も着ておきましょう。

万が一、目に入ってしまった場合には早急に、大量の水で洗い流しておきましょう。もちろんそのあとに病院で診てもらうことは必要です。

十分に洗い流した容器に入れて使用する

塩素系漂白剤は水で希釈して使用します。その際に使う容器にも注意が必要です。

その容器を洗うために酸性洗剤を使っているならば、十分に洗い流しておくようにしましょう。少しでも酸性洗剤が付着していると危険です。

また容器に入れた水で希釈する際には、しっかりと換気をしておきましょう。

万が一酸性洗剤と結合して塩素ガスを発生するような場合、換気をしておくことで少しは影響が少なくなるからです。

塩素系漂白剤の管理について

除草に使う塩素系漂白剤を容器に入れて保存する際のポイントを説明します。

塩素系漂白剤は紫外線や高温によって分解してしまいます。

そこで保管する容器は透明なペットボトルなどを避けて、色のついたものにします。

蛍光灯からも紫外線は出ているので注意しましょう。

また高温を避けるため、特に夏場はエアコンが効いている場所に置くようにします。

そしてもうひとつ、塩素系漂白剤に含まれる次亜塩素酸ナトリウムは金属と接触するだけで分解してしまいます。

そのため保管容器に金属が使われていないかどうかも確認する必要があります。

お問い合わせ

まとめ

塩素を直接的に除草に使うことはできませんが、次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤を使うのは効果的です。

ただしその取り扱いには十分に注意に注意しましょう。

【こちらの関連記事もご覧ください】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です