庭のある家にとって欠かせない作業とも言えるのが「雑草の草刈り」です。雑草は一度刈ったら終わりではなく、何度も再生して伸びてくるからです。
この面倒な草刈りを外構業者に依頼する場合、どのくらいの費用がかかるのかが気になるところでしょう。
そこで今回は、草刈りの費用相場と外構業者に依頼するメリット・デメリットについて説明します。
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////草刈りは大変!その理由は?
まず草刈りという作業がいかに大変なものか、その理由とともに説明します。
雑草は成長が早い!
庭に生える雑草は非常に生命力が強いのが特徴です。そのため、草刈りをしてもすぐに伸びてしまいます。
夏場は特に成長が早いので、2週間ごとに草刈りをするというケースもあるでしょう。
雑草を根っこから抜くのはNG!
刈っても刈っても伸びるのであれば、根元から抜いてしまおうという発想が出てもおかしくありません。
しかし、雑草を根元から引き抜いてしまうのはいけません。その理由は、雑草を根っこから抜いてしまうと土が固くなってしまうからです。
そして固くなった土には、固い土でも繁殖する雑草が生えてしまいます。このような雑草は根の張りが非常に強く、引き抜くのに難儀します。
そのため、面倒でも雑草は伸びるたびに刈るようにしなければなりません。
草刈りは重労働
草刈りは「成長点」と呼ばれる茎の白い部分よりも下で刈るのがポイントです。
成長点を残さなければ、雑草の成長を遅らせることができるからです。しかし根に近く低い位置で刈るのは難儀なものです。
腰をかがめて作業を続ければ、腰を痛めることにもなりかねません。またそのような姿勢で草刈りを長時間行うのは非常に労力を使います。
そのため誰もが、草刈りという作業に嫌気をさすことになるのです。
草刈りをしないと大変!その理由は?
草刈りは労力が必要ですが、放置しておくとそれはそれで大変です。まず雑草をそのまま放置しておくと、虫が発生してしまいます。
もちろん雑草が伸びたままにしておけば、庭の景観も悪くなります。その結果、近隣から苦情が寄せられることにもなるでしょう。
近所付き合いにも影響が出るので、草刈りをするのは庭を持つ者としての義務と考える必要があるでしょう。
////外構業者が草刈りサービスをする理由とは?
草刈りを代行して行う業者はいろいろとあります。
ハウスクリーニング業者やシルバー人材センター、そして草取り専門業者などさまざまな業者が対応しています。そのなかに、外構工事を行う業者もあります。
特に造園を得意とする外構業者は雑草に関する知識も豊富なので、適切な対処をしてくれます。雑草はむやみに刈ればよいわけではありません。
そのため、植物の専門家でもある外構業者に任せることで、安心して庭を管理することができます。
////外構業者に草刈りを依頼すると費用相場はどのくらいかかる?
草刈り専門業者とは異なり、外構業者の草刈り料金はそれぞれ違います。
というのも、単純に草刈りだけを依頼するのと、もともと外構工事を依頼した庭の剪定などを定期的に頼んでいる場合とでは単価が違うからです。
たとえば格安で草刈りを行う外構業者では、1平方メートルあたり350円で行うところがあります。ただし刈り取った雑草の処分費用として、45リットルのゴミ袋1つにつき400円が発生します。
あるいは200平方メートル未満で1平方メートルあたり500円から、200平方メートル以上なら200円からと広さに応じて単価が違う外構業者もあります。
この外構業者の場合、刈り取った雑草の処分費用は1平方メートルあたり90円となっています。
いずれにしても草刈り料金の相場としては、1平方メートルあたり数百円というのが一般的なようです。それに加えて、刈り取った雑草の処分費用もかかります。
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外構業者に草刈りを依頼するメリット
それでは外構業者に草刈りを依頼することのメリットは何かを説明します。
綺麗にかつ早く仕上がる
外構業者は専門の草刈機を使用するため、作業そのものは早く終わります。さらに仕上がりも綺麗なので、見た目にも満足できることでしょう。
個人で草刈機を購入するとなれば、相当の費用がかかります。また技術も必要なので、綺麗に揃えるのも難しいでしょう。
草刈りでの危険性を回避できる
草刈りでは何かしらの道具を使うことになります。どの道具を使うにしても、「刃物」であるという共通点があります。
つまり、その取り扱いに注意をしなければ、場合によっては怪我をする危険性があるということです。外構業者に草刈りを頼めば、そのような危険性はありません。
もちろん外構業者は専門技術を持っているので、適切かつ安全に草刈りの道具を使って処理できます。
大量のゴミを処分してくれる
草刈りをすれば当然ながら、除去した草がゴミとなって残ります。これは燃えるゴミとして出すことになりますが、大量にあれば置き場にも困ることでしょう。
また、あまりに大量に出た草は、場合によっては焼却場へ持ち込む必要があるかもしれません。その場合には、処分料が発生します。
雑草が生えないように対処してくれる
そもそも、雑草が生えないようにしておけば草刈りの手間はなくなります。
そして外構業者であれば、庭の見栄えも考慮したうえで雑草が生えないような外構工事をしてくれます。
具体的には砂利を敷いたりレンガやタイル、あるいは石を敷いたりといった外構工事があります。
庭造りと合わせてこれらの外構工事を頼むことで、永遠に続くと思われる草刈りから解放されることになります。
外構業者に草刈りを依頼するデメリット
次に外構業者に草刈りを依頼するデメリットは何かを説明します。
費用が発生する
当然ですが外構業者に草刈りを依頼すると、費用が発生します。
手間はかかっても自分で満足できる形で草刈りができるのであれば、わざわざお金を払って頼む必要はありません。
しかしその労力と、刃物を使うことの危険性を考慮すれば、業者に任せたいというのが多くの人の心情ではないかと思います。
それでも定期的に草刈りを依頼するとなれば、それなりの費用は必要です。
庭を管理するという意味では必要経費であるとも考えられますが、決して安くはない出費に頭を抱える人も少なくないでしょう。
外構業者選びに迷う
草刈り専門業者に依頼するのと外構業者に草刈りを依頼するのとでは、その選び方に違いがあります。
草刈り専門業者であれば、単純にその技術だけをみて選べば問題はありません。
しかし外構業者に草刈りを依頼する場合、その後の外構工事を頼む可能性があることも考慮することになります。
たとえば雑草が生えないように処置をしてもらう、あるいは庭造りをゼロベースで頼むといったことが考えられます。
その場合、外構業者の豊富な経験により、いろんなアドバイスをもらうことにもなります。単純に草刈りの技術があるだけでは、そのような適切なアドバイスはもらえないかもしれません。
そう考えると、どの外構業者に草刈りを頼めばよいのか迷うことにもなるでしょう。
結局、外構業者に草刈りを頼むほうが良い?
結論から言えば、草刈りは庭を適切に管理するために必要な作業と考えて、外構業者に頼むほうがよいでしょう。
中途半端な技術で対処すると、大切な庭が悲惨なことになる可能性もあります。また根本的な雑草対策を含めて、庭の外構工事を相談することもできます。
その意味も含めて、草刈りは外構業者に頼むとよいでしょう。
草刈りを依頼したいおすすめの外構業者とは
草刈りを依頼したい外構業者は、基本的に造園の経験が豊富なところです。造園を専門にする外構業者であればベストかもしれません。
これは草刈りに関する技術に長けているのはもちろんのこと、その仕上がりや庭の適切な維持管理に満足できるというのが理由です。
そしてエクステリアを含め、庭の外構工事を考える時にもそのまま相談できます。
まとめ
草刈りは庭を管理する一環として、大切な作業であることがわかります。そしてその作業は非常に手間がかかる重労働となるため、外構業者に依頼するのがおすすめです。
費用はかかりますが、綺麗にかつ安全に仕上げてくれることに加えて、庭の外構に関する相談もできるのがその理由です。
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