【DIY】仕上がりに差!木工塗装におすすめの下地5選

【DIY】仕上がりに差!木工塗装におすすめの下地5選

DIYでの木工塗装は楽しいものですが、「下地」の大切さをご存じでしょうか?

下地を塗らずに塗装してしまうと、すぐに剥がれたり変色したり、表面がザラザラになってしまうことも…

そこで本記事では、下地の役割や重要性、下塗り材の特徴や選び方を分かりやすく解説していきます。

おすすめの下塗り材ベスト5もご紹介しますので、初めて木工塗装に挑戦したい方はぜひ最後まで目を通してみてください!

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木工塗装に下地って必要?下塗り材の特徴や役割を解説

木材とニス

まずは、下塗り材の特徴や下地の重要性について解説していきます。

下地って必要?下塗り材の役割は?

下地とは、上塗りする前に下塗り材を塗ることであり、以下のような役割があります。

  • 木材のヤニやアク、ザラつきやケバ立ちを抑える
  • 木材の表面の質感をなめらかにする
  • 次に塗る塗料の伸びを良くする
  • 塗料の接着性を上げる

下地は最終的には隠れてしまう部分ですが、塗装の仕上がりを左右する重要な工程ですね。

下塗りしないとどうなる?

下塗りの工程を飛ばすと、以下のようなデメリットが発生します。

  • 木材から出るヤニで塗装が変色してしまう
  • 表面がザラザラになり、仕上がりが悪くなる
  • 木材が塗料を吸い込むため、余計に塗料が必要になる
  • 塗料の密着性が足りず、すぐに剥がれてしまう

安く塗装したいからといって、下地を省略することはおすすめできません。

結局、塗り直しが必要になったり、塗料が余分に必要になりますので、必ず下塗りをしましょう。

プライマーやシーラーと下塗り材は別のもの?

「プライマー」「シーラー」「下塗り材」の3つは、呼び方が違うだけで中身は同じです。

プライマーは英語の「Primary=最初の」が由来であり、最初に塗る塗料という意味で使われます。

シーラーも「Seal=シールする、塞ぐ、覆い隠す」から来ており、用途はプライマーと同じです。

下塗り材の選び方のポイント

下塗り材には水性と油性タイプがあり、上塗りする塗料と同じタイプを選ぶのが基本です。

塗膜の厚さにも種類があり、耐久性を求める場合は「厚塗りタイプ」を、質感を残したい場合は「薄塗りタイプ」を使い分けます。

塗る面積が小さいときにはスプレーやチューブタイプが便利であり、面積が大きい場所には缶入りの液体タイプのほうがコスパに勝ります。

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【DIYに最適】木工塗装におすすめの下地5選

ペイントブラシ

木工塗装用の下塗り材の中でも、特に人気の高いおすすめ商品を5つ紹介します。

①アサヒペン 木部用プライマー クリア 300ml

スプレータイプで初心者にも使いやすく、ムラ無く下塗りできる定番商品です。

使いたいときにサッと取り出せるので、土日に短時間でDIYしたい方に適しています。

②ニッペ 水性木部用下塗りシーラー 0.7L トウメイ

低臭・水性タイプなので室内で作業してもニオイが気にならず、リビングやダイニングの塗装にピッタリです。

一度塗りするだけでしっかりした塗膜が作れるため、手早く作業が進められます。

③ターナー色彩 ミルクペイント 200ml マルチプライマー

森永乳業のミルク原料を使用し、安全性の高さが魅力の水性プライマーです。

小さな子どもやペットと暮らす家庭には特におすすめしたい商品ですね。

④カンペハピオ ウッドシーラー とうめい 1.6L

プロの現場でもよく使われている、塗膜の厚い定番の油性シーラーです。

家具や内壁、外壁にしっかりしたツヤを出したいなら、この下地を選びましょう。

⑤アサヒペン ヤニ・アク止めシーラー 2L 白

木材のヤニやアクを止める効果に特化した白色の油性シーラーです。

密着性が非常に高く、木材だけでなくタバコのヤニで汚れた壁紙にも使えます。

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DIYで木工するなら下地が大切!木材に合った下塗り材を選ぼう

「塗装の良し悪しは下地で決まる」と言われているほど、下塗りは大切な工程です。

木材の表面をなめらかにカバーし、次に塗る塗料の接着性を高めるためにも、しっかりと下塗り材で塗膜を作りましょう。

最近の下塗り材は進化しており、室内でもニオイが気にならない低臭タイプや、安全性の高いミルクタイプなども続々と登場しています、

家庭環境や木材の質感に合わせてあなたに最適な下塗り材を選びましょう!

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