高台の家におススメの外構9種類

高台の家におススメの外構9種類

高台の家を購入しておしゃれで使いやすい環境にしたいけど、どんな外構にしたらいいのかお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

高低差のある敷地では、眺望の良さなどのメリットだけでなく移動の不便さといったデメリットもあり、快適な生活にするためにも外構は大切な要素となります。

外構は敷地や住宅の雰囲気をおしゃれに彩れるだけでなく、生活をしていく上で不便さを取り除き家で過ごす時間を有意義なものにしてくれるものです。

今回は高台の家におススメの外構を9種類ご紹介していきます。充実した生活を作るための参考にしてください。

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高台の家のメリットを活かした外構

高台の家のメリットを活かした外構

高台の家は眺望の良さや日当たりや風通しの良さなどさまざまなメリットがあり、それらをふまえた外構や補足するための外構をすることで、より満足感の高い生活空間にすることができます。

また高低差があるため立体的で見栄えの良いデザインに仕上げることも可能です。

眺望を楽しむスペース

高台の家では周囲からの視線を感じにくいメリットやヌケ感のある景色を家にいながらにして見れるメリットがあります。

庭の一角にゆっくりとできるようにスペースを設けて、景色を眺めたり星を見上げられるようにすることで、休日やゆったりとした夜の時間を充実させることができるでしょう。

落ち着いた時間を過ごすためのスペースには、ウッドデッキやタイルデッキが敷いてあると、地面が安定しているのでゆっくりと安心して過ごすことができます。

植物に適した環境でのガーデニング

日当たりの良さや風通しの良さは高台の家のメリットのひとつですが、それを活かしてガーデニングを楽しむというのもいいでしょう。

植物は水や土のほかにも太陽の光が必要であり、健康に生長させるためには風通しの良さが必要になるため、植物を育てるにいい環境になります。

ただし強すぎる太陽や強すぎる風は植物にダメージを与えてしまうこともあるので、必要であれば塀やフェンスで風よけをするなどの対策をしましょう。

また花やグリーンは景観を良くしてくれるので、敷地の雰囲気を高めることにも繋がります。

ガーデニングや子供の遊び場など外の環境で長時間過ごす場合には、シェードやタープ、テラス屋根を設置して、日よけにしたり休憩場所として使うことで外の時間を快適にすることができます。

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高台のデメリットを解決する外構

高台のデメリットを解決する外構

高台の家では移動の大変さなどのデメリットがありますが、外構によってそれらを補うこともできます。

外構でどのようにデメリットを解決するのかをみていきましょう。

移動の大変さを補う通路

高台の家でデメリットとなるのが移動の大変さです。

ゴミ出しなどをするために登り降りする必要があるため、なるべくスムーズに生活できる環境を作る必要があります。

住宅や敷地の形状にもよりますが、日々行うゴミ出しをスムーズに行うために、ゴミを一時置いておく保管庫やそこからゴミ出しをする動線上を歩きやすくするために舗装をするなどの方法があります。

またステップを負担のない高さにしたり、手すりを取り付けるとより動きやすい環境にすることができるでしょう。

安心して子供が遊べる庭

高台の家では周囲の道路が坂になっており、子供がボール遊びやスケートなどをしていると、転がったボールを追いかけて飛び出してしまうなどの危険もあります。

近くに公園などがない場合には、敷地に子供が安心して遊べる環境を作ることで、そういった危険をさけることができます。

庭で遊ぶスペースに芝生や人工芝を張ることで、転んでも安全な環境にすることができるだけでなく、グリーンのあるナチュラルな景観にすることもできます。

また小さいお子さんがいるという場合には、砂場を作ることで公園で遊んでいるような環境にすることができます。

子供が成長してからは砂場の役割はなくなりますが、砂と土を入れ替えて花壇として再生させることもできるため、将来的な計画をふまえた庭づくりを検討できるでしょう。

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高台の家におススメの外構9種類

高台の家におススメの外構9種類

高台の家がもつメリットを活かす外構とデメリットを解消する外構についてここまで見てきました。

ここからは高台の家を快適にするためのおススメの外構9種類についてご紹介していきます。

門柱

インターホンやポスト、表札を取り付ける門柱はプライバシーや防犯性に役立つおススメの外構です。

高台の家ではポストや表札などを階段下のスペースにつけるか上につけるかが悩むポイントのひとつとなります。

利便性を考えるのであれば上に設置したほうが、階段を使わずに受け取れるので便利ですが、敷地内の奥にまで他人が入ってくることになります。

プライバシーや敷地のプライベート空間を守りたいと考える場合は、下に門柱を設置すれば敷地内に他人が入ってくることはありませんが、郵便物の確認などでいちいち下にまで行かないといけません。

どちらにしても利点や不便さというものがありますが、住居にインターホンやポストを設置するよりも、門柱があれば建物の近くにまで人が来ないためプライバシーや防犯性の面で有効でしょう。

ステップやスロープ

ステップは高台の家では必ず必要になるものなので、形状や高さ、段数に至るまでしっかりと検討するようにしましょう。

身長の高さや歩き方によっても最適なサイズは違ってくるので、家族にとって動きやすく安全なステップにする必要があります。

また自転車や車椅子などを住宅まで上げる必要がある場合には、スロープの設置の検討をしておくようにしましょう。

スロープの場合、今は必要なくても子供の成長や足腰が弱くなるなど将来的に必要になる可能性があります。

これから数十年住んでいくことになる家なので、先を見据えた計画を立てておきましょう。

手すり

ステップやスロープなど体のバランスを崩しやすい場所を安全にするために手すりを設置しましょう。

手すりは転倒防止の他にも歩行の補助といった役割もあるため、スロープと同じように今は必要なくても将来的に必要になる可能性のあるものです。

お子さんが小さい時やご両親が家に来るとき、また自分が高齢になったときにあってよかったと思える外構です。

フェンス

高台の家では高低差のあるような場所にはフェンスが必ず必要になります。

おしゃれで機能的なフェンスを選んで、敷地の景観を高めるとともに周囲から見えても素敵な印象を与えられるようにしましょう。

また環境にもよりますが、周囲からの視線を感じるようなところがあれば、高さにも注意して選ぶことをおススメします。

ゆったりと庭で過ごしていても、周辺道路から見上げられてしまい、視線を感じるようなことがあったら気になってしまいますよね。

視線をシャットアウトできる目隠しフェンスを設置して、プライベートな時間を存分に楽しめるようにしましょう。

ウッドデッキやタイルデッキ

高台の家では庭の時間を存分に楽しむことができるため、ウッドデッキやタイルデッキなどの外構で落ち着けるスペースを作りましょう。

安定した床面にすることができるウッドデッキやタイルデッキがあれば、椅子やテーブルを置いてゆったりと庭の時間を楽しむことができます。

また土汚れも気にすることもなく、バーベキューなどアウトドアを楽しむこともできるでしょう。

ウッドデッキやタイルデッキは日々のお手入れも掃き掃除が中心で、汚れが気になるところがあればデッキブラシでこするくらいなので、メンテナンス性も高いのが特徴です。

芝生

ナチュラルな庭をイメージしているのであれば、グリーンの多い空間にできる、天然芝や人工芝がおススメです。

見た目とともに質感も柔らかさがあるため、子供やペットも安心して遊ばせてあげられます。

天然芝の場合、水やりやメンテナンスなどが必要になりますが、それができなそうという場合には見た目も近い人工芝であればほぼメンテナンスフリーの状態で使用していけます。

天然石やタイル、土間コンクリートなどと併用してスペースを作ることでデザイン性も高めることもできるので、見た目もおしゃれにしたいという場合には検討してみましょう。

テラス屋根

休日などゆっくりできる時間に庭でガーデニングやお茶、さらに趣味の時間を過ごしたいと思っている場合におススメなのがテラス屋根です。

日差しを浴び続けていると徐々に疲労感がたまってきてしまいますが、外構でテラス屋根があるスペースを作っておけば、休憩にも使用でき素敵な庭をゆっくりと堪能することができます。

またテラス屋根があるスペースを物干しに活用することもでき、外出中の急な雨にも対応することができます。

屋外照明

高台の家では屋外照明が安全性や防犯性を高めてくれるため、必要な場所に設置することをおススメします。

ステップやスロープ、アプローチなどは夜に足元が見えない状態では、転倒などの危険もあるので照明については充実させておくといいでしょう。

また屋外照明は住宅や敷地の雰囲気を高めることができ、周囲からもおしゃれな家という印象にすることができます。

屋外照明は最低限必要な分だけ設置することもできますが、雰囲気作りにも使用できるので、遊び心を少し持って検討してみてもいいでしょう。

駐車スペースや駐輪スペース

駐車スペースには土間コンクリートなどの舗装の他に、愛車を守るためのカーポートやガレージ、盗難防止のための車庫用門扉などの外構がおススメです。

車の汚れや傷が気になる場合や盗難やいたずらが気になると行った場合には、必要に応じて検討する必要があります。

また盗難やいたずら防止の対策として、センサーライトや防犯カメラも有効です。

それから駐輪スペースについてですが、車と同じく舗装やサイクルポートなどの外構がしてあると、雨の日や雨上がりにも対応できるので便利に使っていけます。

まとめ

ここまで高台の家におススメの外構についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

高台の家では眺望の良さや日当たりや風通しの良さ、プライバシーが守られるなどのメリットがありますが、外構ではそれらのメリットを高めることができます。

またデメリットになる部分に関しても、外構によってそれらを補うこともできるので、高台の家の住み心地を良くすることが可能になります。

今回の内容をもとに家族の生活スタイルにあった外構工事をして、満足のいくマイホームを手に入れましょう。

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