人工芝の人気ランキングと値段をご紹介

人工芝を庭やベランダに敷いて、彩りや自然な景観を取り入れたいけど、種類が多くてどれを選んだら良いのかお悩みの方もいるのではないでしょうか。

人工芝はリアルで芝に近い見た目のものから、機能的なものなど、種類が豊富で値段もそれぞれです。

長く使えるものだし、せっかく買うのだから、失敗しないようにしたいですよね。

人工芝を庭やベランダに敷いて、鮮やかな緑を住宅に取り入れるために、必要なポイントを見ていきましょう。

今回は人工芝の選び方や人気ランキング、それに値段がどれくらいかかるのかをご紹介していきます。気になる製品があれば、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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人工芝の選び方

製品を見る前に、人工芝の選び方のポイントをおさえておきましょう。人工芝の種類や用途、それに設置場所に合わせた選び方を見ていきます。

種類

人工芝には、おもにジョイントタイプとロールタイプの2種類があります。設置方法が異なり、それぞれに特徴を持っています。人工芝の種類について見ていきましょう。

ジョイントタイプ

人工芝がパネルになっているタイプで、パネル同士をはめ込んでいくことで設置していくのがジョイントタイプです。

狭い場所でも敷くことができ、施工が必要なく簡単に設置できる特徴があります。また、敷いたあとに人工芝が浮いたりせず、安定して使っていくことができます。

また、同じメーカーのパネルであれば、石調や木調といった違う素材を組み合わせることができるので、デザインを柔軟に作ることができます。

ただ、ジョイントのつなぎ目がどうしても目立ってしまうというデメリットがあるため、広い場所に敷くのには向いていません。

ロールタイプ

人工芝のシートがロールになっているタイプは、広い庭に敷く時に便利です。必要な長さでカットすることができ、幅も選ぶことができます。

ロールタイプの人工芝は、カッターやはさみでカットすることができるので、障害物などがある場合、その形状に合わせてフィットさせることができます。

つなぎ目を少なくすることができ、見た目もきれいにしあげることができます。

ただ、敷いたあとに人工芝が浮いてしまうことがあるので、しっかりとU字ピンで固定しなければいけません。

下地の整地や敷地に合わせたカットなど、不安がある場合には、外構業者に施工を依頼することも考えておきましょう。

パイルの長さ

人工芝の芝草部分をパイルと呼びます。人工芝の商品によって、パイルが短いものや長いものがあります。

人工芝の上で何をするかによっても、最適な長さが変わるので、大切なポイントのひとつです。

ロングパイル

人工芝でパイルの長さが20mm以上あるものをロングパイルと呼びます。パイルが長いので、ふかふかとして、クッション性が高い特徴を持っています。

人工芝の上で子供を遊ばせたい場合など、転んでもケガになりにくいのでおすすめです。

また、ロングパイルの人工芝は、つなぎ目を目立ちにくくできるため、仕上がり具合を良くさせることができます。パイルが30mmや35mmの人工芝が人気を集めています。

ショートパイル

人工芝のパイルが10mm前後までの短めのものをショートパイルと呼びます。パイルが短いため、さらっとした感触で、寝転んでのんびりしたい場合に最適です。

また、ゴミが落ちてもパイルに絡みづらいので、簡単に掃除をすることができます。ゴルフの練習をしたい場合には、ボールが転がりやすいのでおすすめです。

ただし、パイルが短い分クッション性は低いので、人工芝の上で運動したりする場合には、あまり向いていません。

パイルの密度

人工芝を長く使っていきたい場合には、パイルの密度が高いものを選ぶようにします。パイルの密度が高ければ、普段歩く場所でもすぐにパイルが寝てしまうということがありません。

天然芝の場合は新しく生えてきますが、人工芝のパイルは購入時から減っていくだけなので、購入前にしっかりと確認しておきましょう。

人工芝のパイルの本数を表示しているメーカーもありますが、無い場合、サンプルを取り寄せたりして密度の高さを確認するようにすることをおすすめします。

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リアルさはムラ感が決め手

人工芝でも天然芝のような見た目が欲しい場合、単色のものよりも複数の色を採用しているものを選ぶようにしましょう。

また、生え方にムラを作っているものや、光を反射しないマットな質感を持ったものを選びます。天然芝のように見せるためには、ムラ感が決め手になります。

人工芝は、価格が上がっていくにつれて、本物の芝生に近い見た目や質感に近づいていくので、ある程度の予算が必要になりますが、こだわりがある場合にはそれを実現するのが良いでしょう。

素材で選ぶ

人工芝にはおもにポリエチレンやポリプロピレン、ナイロンなどの素材が使われます。ポリエチレン、ポリプロピレンとナイロンの値段や特徴などを見ていきましょう。

ポリエチレン

人工芝に耐久性を求めるならポリエチレン製のものを選ぶようにしましょう。

耐摩耗性もあり柔軟性も持ち合わせているので、人工芝で動き回ったとしてもパイルがすぐに倒れてしまうことがありません。

1平米あたりおよそ1,000円程度と多少高価になりますが、その分長く使っていくことができるのでコストパフォーマンスは悪くありません。

UVカットや抗菌など、機能性をもったものもあり、耐用年数が長いものを探している場合にはおすすめです。

ポリプロピレンやナイロン

人工芝で古くから使われており、加工をしやすい特徴を持っているのがポリプロピレンです。1平米あたりおよそ500円前後と安価に購入できる人工芝です。

安さは魅力的ですが、色落ちなどの劣化が少し早く、耐用年数も短くなります。ベランダにとりあえず人工芝を敷きたい、という場合に選ぶといいでしょう。

そしてナイロンは、紫外線で劣化が起こりやすく、屋外には不向きな特徴を持っています日の当たらない屋内のスペースに使用する場合に選びましょう。

環境で選ぶ

人工芝を使用する場所に合った機能を選ぶことで、快適に使用していくことができます。人工芝を敷きたい場所の特徴を思い浮かべながら、見ていきましょう。

水はけを良くしたい

人工芝をベランダに敷きたい場合には、水はけを考える必要があります。

床面まで日当たりがあるベランダであれば良いですが、日当たりが悪い場合、コケやカビなどが発生しやすく、水はけを良くする必要があります。

その場合、ジョイントタイプの人工芝を選ぶといいでしょう。ロールタイプの透水穴よりもしっかりと排水することができます。

また、ロールタイプが使いたい場合には、水はけを良くした商品もあるので、そちらを選ぶようにしましょう。

そして、ロングパイルは水をたくさん含むため、乾きにくくカビが発生しやすい環境を作ります。ベランダに人工芝を敷く場合には、ショートパイルがおすすめです。

広い庭

人工芝を敷く面積が広い場合、幅が2mあるロールタイプがおすすめです。人工芝を敷く時につなぎ目が減るため、設置の時間を短縮することができます。

また、つなぎ目が少なくなることで、きれいな仕上がりにすることができます。ただし、広さがある分しわなどができやすいので、しっかりと伸ばしてから固定する必要があります。

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リアル人工芝の値段と品質の目安

人工芝はホームセンターなどで購入できる安価なものから、専門業者が扱っている製品まで多くの種類があります。人工芝の値段と品質の目安について、見ていきましょう。

1,000円/平米

値段は魅力的ですが、見た目が人工的でパイルも切れやすかったりとあまりおすすめできません。

目地など人があまり踏まないようなところでの使用でないと、すぐに駄目になってしまう可能性があります。

2,000円/平米

芝らしい見た目はありますが、リアルさはなくすぐに人工芝とわかる品質ですホームセンターなどで見かけるもので、耐久性もあまり望めません。

人が立ち入る所に敷いた場合、剥げやすいのですぐに交換が必要になる可能性があります。

3,000円/平米

人工芝の中でも少し高めの値段で、リアルな見た目と耐久性を持っています。人が踏んでもそれなりに使用していくことができます。

ただ、耐用年数を考えると、頑張ってひとつ上のレベルの人工芝を購入することをおすすめします。

4,000円/平米 以上

天然芝に近い見た目や質感があり、耐久性やパイルの密度も濃いものが多く見られるレベルです。

人工芝は少し高くても長く使っていけるものを選んだほうが、張り直しの期間を伸ばせるのでおすすめです。

初期コストを低くするよりも、耐用年数を伸ばしてライフサイクルコストを安くしたほうが、結果的にお得になります。

人工芝の人気ランキングと値段

人工芝で人気のある製品をランキングでご紹介していきます。値段や特徴などを確認していきましょう。

5位 サラターフ 35mm|国分グリーンファーム

天然芝の生産者が、質感や色合いにこだわって作った人工芝です。フカフカしていてクッション性が高い特徴があり、密度が高いのでパイルが立ちやすくなっています。

下草を含めて4色のパイルを使用しており、リアルな見た目を実現しています。パイル丈が35mmのものは柔らかな質感があります。

落ち着いた色合いなので、四季を問わず自然な雰囲気をかもしだしてくれます。

  • 値段:39,960円
  • 素材:ポリエチレン

4位 ワイズターフD35|ワイズヴェルデ

パイルが太く、摩擦抵抗にも優れている、耐久性の高い人工芝です。パイルの断面も塗りつぶしてあり、自然な見た目を実現しています。

庭に出ることが多いと、人工芝はパイルが寝てしまったりするので、耐久性の高さは十分な魅力となります。

  • 値段:2,750円/平米
  • 素材:ポリエチレンモノフィラメント/ダブルポリプロピレン

3位 Sターフ30mm|芝人

厚めの基布を採用し、色あせに強い、高い耐久性を持った人工芝です。パイルの密度も濃く、避けにくい形状で、ソフトな肌触りも同時に実現しています。

規格サイズは2m×10mのロールタイプで、広い庭にも対応できます。カット売りもしているので、必要なサイズで購入することができます。

  • 値段:3,800円/平米
  • 素材:PE&PNE/ポリプロピレン

2位 メモリーターフ|unionbiz

リアルな見た目にこだわっている人工芝で、4色の芝の糸を使い本物の芝に近づけています。

高密度にしているので、ふわふわとした感触があり、パイルが倒れていないので太陽光の反射を抑えています。

パイルはV字に加工しており、芯を入れることで倒れてもすぐに戻る工夫がされています。

28mmのストレートパイルの下には、クリンプ糸があり、パイルを下から押し上げる働きをしています。

  • 値段:79,920円
  • 素材:ポリエチレン/ポリプロピレン

1位 リアリーターフ|GreenField

人工芝でありながら、2色のグリーンと下層にさらに2色のパイルを使用することで、天然芝と比べても見劣りしないデザイン性を持っています。

また、パイルの長さは16mmと25mm、40mmがありクッション性などそれぞれ異なります。1m×10mと1m×5mのロールタイプがあります。

そして、あらかじめ基盤シートの耳をカットしているので、施工の際に縫い目を目立たなくしています。

耐久性やリアルな芝生の見た目を持つ人工芝を探している方におすすめです。

  • 素材:ポリエチレン/ポリプロピレン
  • 値段:47,500円

人工芝の人気ランキングと値段のまとめ

ここまで人工芝の人気ランキングと値段についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。人工芝は設置場所や用途に合わせて購入することで、適切な予算で購入することができます。

値段によっても機能や見た目がかわりますが、今回ご紹介した選び方と照らし合わせることで、必要な機能を持った人工芝をしっかりと選ぶことができます。

庭やベランダに最適な人工芝を手に入れて、鮮やかな緑のある空間つくりをしてみてはいかがでしょうか。

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