子どもとやりたい家庭菜園!おすすめ野菜・果物紹介

子どもとやりたい家庭菜園!おすすめ野菜・果物紹介

家庭菜園は子どもが楽しみながら、植物や食べ物について学び、体験できる貴重な場です。

小学校でも小さな野菜の栽培が授業で取り入れられていますが、家族でわいわい土いじりをするのとちがって、「宿題」の感覚のお子さんも多いのではないでしょうか?

この記事では、お子さんが学校では体験できないような果物栽培や、夏の栄養たっぷりな野菜の育て方をご紹介します。

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食育にもおすすめ、家庭菜園で子どもと育てたい野菜・果物

梅

酸っぱい果物や苦い野菜を食べれないお子さんもいませんか?

今回は、フルーツとして食べれる梅と、夏のカーテンになるゴーヤの育て方をご紹介します。

お子さんが喜ぶ絶品かんたんレシピもご紹介!楽しみにしていてください。

子どもと育てたいおすすめ野菜・果物その1 ゴーヤ

まずは、夏の定番ゴーヤから。ゴーヤはキューリと同じくウリ科の植物で、浅い根が横に広く張っていきます。

プランターで育てる場合、浅いものでも大丈夫ですが、幅の広いもの(50×30×30㎝以上)を準備しましょう。ゴーヤは日なたで育てます。

◇ゴーヤを育てる準備をしましょう◇

  • 野菜用の培養土(弱酸性から中性の土) 株の植え付け間隔は1~1.5m
  • 種または苗
  • プランターの場合、底に鉢底石を敷く

この記事では苗からプランターで育てる方法をご紹介します。

◇苗の選び方◇

苗はつぎのものを選びましょう。

  • 子葉がまだついているもの
  • 節間が短くて、太くしっかりしているもの
  • 本葉が3~4枚程まで生長しているもの
  • 葉の裏が薄いものは避ける(病虫が巣くっている可能性があるため)

ゴーヤは暑い地域のものなので、温暖な地域であれば、最適な植え付け時期は5月から6月頃です。

植え付け時期は、地域によってもかわるので、7月でも植え付けられる地域もあるでしょう。

◇ゴーヤの植え付け方◇

水をはったバケツにゴーヤの苗を入れるなどして、十分に水分を与えます。苗の根鉢を崩さないようにプランターに植え付けます。

苗に水をしっかりしみこませるため、苗の周りを少しくぼませるとよいでしょう。

誘引もたいせつです。ゴーヤは上に伸びていくので、倒れないように小さめの支柱と茎を麻ひもでしばってください。誘引はきつくし過ぎないようにしましょう。

最後に、たっぷりと水やりします。

◇植え付けたゴーヤの苗の管理、水やり、追肥◇

1週間くらいたっぷりと水をあげましょう。植え付けてすぐはゴーヤが土に根付かないので、乾燥させないようにしてください。

とくに、収穫期は水分を多く必要とするので注意してください。

追肥は、一番果の収穫期から、隔週であげるていどです。ゴーヤにかぎらず、追肥を忘れてもあわてないようにしましょう。

野菜の元気がなくなってると気づいたときに追肥すれば大丈夫です。

◇ゴーヤの虫害を防ぐ◇

ゴーヤは虫に強い野菜ですが、次の点は気をつけましょう。

  • 株が密植しすぎている
  • 水のやりすぎ
  • 排水が悪い
  • 日光不足や通風が悪い

ゴーヤは比較的はやく生育する野菜ですが、気温が高いときと低いときで、開花後の収穫時期がちがいます。

◇開花後の収穫期◇

  • 気温が低い時 開花後30日前後
  • 気温が高い時 開花後12~20日

ゴーヤは熟し過ぎると色が変わってしまいます。早めに収穫してください。

ご存知の方も多いとおもいますが、ゴーヤのつるは、どんどん伸びていきます。うまくネットにからませれば、グリーンカーテンとして、夏の日よけになるでしょう。

◇プランター栽培のゴーヤのつる◇

  • 本葉5~6枚のころ親づるを摘芯
  • 子づるはどんどん伸ばす
  • 実の重みで倒れないようにネットにからませ、フックにかけていく

プランターで育てる方法に慣れたら、一軒家ならお庭に花壇を作って、ゴーヤを地植えしてもよいですね。

ゴーヤの生垣をつくっても面白いでしょう。

子どもと育てたいおすすめ野菜・果物その2 梅

梅は、庭木として楽しむことができるだけでなく、育てやすいのが魅力の果物です。

梅干しだけでなく、梅ジュースなど、お子さんのオヤツにもぴったりな梅。お子さんと育てた梅を家庭で味わえれば、喜びもひとしおですね。

梅は、広い庭がなければ育たないというイメージがあるかもしれません。しかし、鉢植えでも大丈夫です。

今回は、鉢植えの方法をご紹介します。梅の植え付け時期は、11~3月ですが、寒い地域では開花前の2月や3月頃の春植えがよいでしょう。

また、梅の品種は花梅ではなく、実梅の品種をつかいます。梅は自然受粉しないので、2種類以上、育てるとよいでしょう。

◇梅の鉢植えで用意しておくもの◇

  • 品種名が明記されたつぎ木苗
  • 苗木の根鉢より一回りほど大きな6~10号鉢程度の鉢(直径18~30cm)。
  • 支柱(60cm程度)
  • ひも(麻ひも、紙ひもなど)
  • 鉢底石
  • 水はけのよい土(赤玉土7に対し腐葉土3の割合ていど)
  • 肥料

苗の植え付けはさほどむずかしくありません。ほかの野菜とおなじように、根鉢を崩さないように、根を傷つけないように鉢に植え付けます。

ただ、苗を鉢に植え付けたら、上から土を入れて安定させましょう。そのうえで、十分に水やりしてください。

鉢の下からもれるくらい水をあげましょう。梅の鉢を置く場所は日当たりのよいところ。土がかわいたら、たっぷりと水をあげます。とくに、夏場は気をつけましょう。

◇梅の鉢の植え替え◇

梅は根が育ち生育すると、小さな鉢ではかわいそうです。通気性が悪くなって根腐れしてしまいます。1~2年に1度、12~3月に1まわり大きい鉢に植え替えましょう。

お子さんが成長するごとに大きくなる梅を植え替えれば、家族の歴史を刻んでくれる梅になりますね。

大きな鉢でも小さいくらい、梅が育ったら、花壇や庭を手入れして、梅も庭に仲間入りさせるのも、たのしそうです。

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子どもと家庭菜園で育てたゴーヤと梅で絶品レシピ!

ゴーヤ

文部科学省や農林水産省でも推進している食育もかねて、お子さんと育てた野菜で美味しい食事やデザートを作ってみてください。

ゴーヤは洋風でも和風でもOK

ゴーヤチャンプルーというのは、「ゴーヤの炒め物」という意味なので、豚肉や玉子の中華風炒めにこだわる必要はありません。スープでも浅漬けでもOKです。

お子さんが食べやすいように、ゆがいたりして苦さをとってしまうのも方法ですが、できれば苦さに慣れてほしいところ。

「苦い」食べ物もおいしいことを教えてあげるのも食育ではないでしょうか?

◇ゴーヤのかんたん絶品レシピ◇

  • ゴーヤ
  • ベーコン
  • オリーブオイル
  • ドライカレー
  • レモン

薄くスライスしたゴーヤとベーコンをたっぷりのオリーブオイルで炒めるだけです!

軽く塩をふったら、ドライカレーで味付け。お子さんが食べれるていどの辛さにしてあげましょう。

最後にレモンを絞ってあげると、ゴーヤの苦さをレモンの酸味がやわらげます。朝ごはんでもオヤツでもいけますよ。

浅漬けにしたり、スープの具にしたり、おひたしにしたり、家にある調味料を巧くつかって、お子さんが喜ぶメニューを考えてみてください。

お子さんが喜ぶおすすめの梅レシピ

梅酒といきたいところですが、お子さんにおすすめは、梅シロップと甘露煮です。氷砂糖をつかったレシピもありますが、面倒だなあという方もいるのではないでしょうか?

おすすめは、ヨーグルトメーカーで作る方法。

ヘタを楊枝で取り除いた梅とオリゴ糖を、ヨーグルトメーカーのボトルに入れ、10時間ていど放っておくだけで、絶品梅の甘露煮と梅シロップができあがります。

細かい温度設定などはヨーグルトメーカーのレシピ集に書いてあるので、参考にしてください。ヨーグルトメーカーは3,000円前後で買えるのが魅力です。

自家製ヨーグルトに自家製の梅の甘露煮を入れ、シロップをかけると、甘酸っぱいオヤツができあがります。

梅シロップは氷や水でうすめて、梅ジュースにしてあげれば、お子さんの飲み物にぴったりですよ。

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まとめ

いかがでしたか?お子さんと楽しめる家庭菜園の野菜と果物をご紹介しました。

ほかにもたくさんおすすめしたい野菜や果物もありますが、「苦い」「酸っぱい」を克服してほしいなあ、少し変わったものを家でつくってあげたいな、と思うパパ・ママにおすすめのものにしました。

ぜひ、家族で家庭菜園を楽しんでください。

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