「犬走り」施工で、砂利を敷くかコンクリートで固めるか悩んでいるのではないでしょうか?
犬走りはかつてコンクリートで施工されるのが一般的でしたが、最近では砂利での施工も増えつつあるため、どちらが良いか迷ってしまうところでしょう。
犬走りは砂利施工を選択することで何かと融通が利くだけでなく、様々な外的要因から住宅を守る効果がより発揮されることが期待できます。
そこでこの記事では、犬走りに砂利がオススメである理由を5つご紹介します。
【こちらの関連記事もご覧ください】
////「犬走り」とは?
犬走りは、住宅の軒下周りをコンクリートまたは砂利で囲んだ道のような部分で、住宅の基礎を守る大切な場所です。
犬が走れるくらいの40~60センチメートルの幅であることから、犬走りと呼ばれています。
近年の住宅に多く採用されている犬走りは、何気なく住宅設計に取り入れられていることから「あまり気にしたことがない」という人もいるかもしれません。
犬走りを設置するかどうかは自由に決められるだけでなく、犬走りの使用目的によっては形状も自由に選べるため、新築やリフォームなどで取り入れることを検討している際は業者とよく相談しましょう。
犬走りは砂利とコンクリートの2タイプある
犬走りは、一般的に砂利施工とコンクリート施工の2タイプあります。
最近では、DIYにて手軽に施工できることや防犯意識の向上からか、砂利による施工が人気のようです。
////犬走りは砂利がオススメ!理由5つ
「エデンな暮らし」では、犬走り施工に砂利かコンクリートかでお悩みの場合、融通を利かせながら快適な住まいを演出しやすい砂利施工をオススメします。
砂利をオススメしたい理由は5つあるため、犬走りの施工に砂利かコンクリートかを決めかねている人の参考になれば幸いです。
1)コンクリートより調整しやすい
犬走りの幅を自由に調整をしやすいのは砂利です。
コンクリート施工の場合どうしても固めてしまうことから、施工前に犬走りの幅を慎重に決めなければなりません。
砂利施工であれば好きなタイミングで犬走りの幅を調整しやすいため、景観を変えやすいと言えます。
2)虫対策になる!
犬走りを砂利にすることで、虫対策がしやすくなります。
【犬走りを設置・砂利にすると叶う害虫対策】
- ムカデなど地面をはう虫の侵入防止
- やぶ蚊防止
- 虫自体の発生を抑制
- 白アリ防止
犬走りを導入することで、住宅周囲の地面をふさぐことになります。
ムカデなどの地面をはう虫の侵入防止に役立つだけでなく、雑草が生えにくくなることから雑草を棲み処にする虫も発生しません。
さらに砂利施工にすることで、コンクリート施工よりも水はけが良くなることから、やぶ蚊が発生しづらい環境となるでしょう。
また、コンクリート施工の犬走りで発生するとされる白アリも砂利施工であれば集まりづらくなり、コンクリート施工よりも多く虫の発生を抑制できる効果が期待できます。
3)防犯対策になる
砂利は人が上を歩くと音が鳴るため、防犯対策になります。
犬走りに砂利を敷く人の中には、通常の砂利よりも大きい音が出る「防犯砂利」を選ぶ人もいるようです。
コンクリート施工の犬走りだと叶わない防犯対策であることから、近年砂利の犬走りが増えている理由のひとつなのかもしれません。
4)雨による水はねや汚れ防止
砂利施工の犬走りには、屋根からの雨や風で巻き上がった雨・泥などが住宅の外壁に跳ねるのを防止する効果があります。
特に、泥水が跳ねてしまうと外壁が汚れてしまい住宅の見た目を損ねがちです。
木造住宅の場合は、雨水により住宅自体が傷む恐れがあります。
5)景観を守る
普段の生活を心地よくするためにも、犬走りは欠かせません。
砂利施工の場合、気に入った色や種類の砂利と防草シートの組み合わせにより景観を損ねずに雑草も防止できるでしょう。
掃き出し窓から見た景色も良くなり、快適な生活空間を演出できます。
【こちらの関連記事もご覧ください】
////砂利施工にもデメリットがある
砂利施工にはコンクリート施工よりもメリットが多く犬走りには最適であるものの、デメリットも知っておかなければなりません。
以下にデメリットをまとめています。
犬走りを砂利で施工しようと検討している人は、知識として知っておくと犬走りの施工方法選びにも役立ちます。
【犬走りを砂利施工することで生じるデメリット】
- 歩きづらい
- 掃除しづらい
- 砂利が削れたら交換が必要
- 犬や猫が集まりやすくなる
- 野良猫がフンをしやすくなる
- 砂利の色によっては汚れが目立つ
- 防草シートをしないと雑草が生える可能性もある
【DIYで注意!】砂利施工が適切でないと何が起こる?
砂利を使った犬走りの施工はDIYでもできることから、費用面だけでなく効果もコンクリート施工よりもメリットが多いのは確かです。
しかし、砂利の施工方法によっては、かえってメリットを享受できない場合も考慮しなければなりません。
砂利の敷き方が悪いとコンクリート施工よりもかえって水はけが悪くなり、虫が発生する恐れがあります。
砂利施工の場合、防草シートと併用しないと雑草が生える可能性もあるでしょう。
もし、DIYで犬走りに砂利を敷き詰めようとしている場合は、業者と相談しながら必要な砂利の量や敷き方をアドバイスしてもらうのがおすすめです。
まとめ
家の周りを何気なく囲む「犬走り」には、様々な外的要因から建築物を守る役割があります。
普段は気にしないポイントではあるものの、住宅リフォームや新築住宅を検討している場合は、犬走りの役目を知っておくだけでも役立つのではないでしょうか?
犬走りの砂利施工は多くのメリットが享受できますが、砂利ならではのデメリットも考慮した上で、ご自身の暮らしにピッタリの施工方法を選ぶのが最適です。
犬走りを砂利の厚みや見た目を考慮した施工をしたいとお考えの場合や、DIYにおけるヒントが欲しいとお考えの場合は、ぜひ「エデンな暮らし」にご相談ください。
【こちらの関連記事もご覧ください】
【外構、造園業者向け】下請脱却!オンライン活用で元請けになる5つのステップを公開
当社が新潟の地方で、オンラインで個人客を集客して、3ヶ月先まで予約で埋めた具体的な方法を記事にしていましたので、ご覧ください。