家庭菜園を行うためには、いろいろな用具などが必要です。
園芸ショップやホームセンターなどで買い揃えるのもよいのですが、割とお金がかかります。
家庭菜園の初心者はどれを購入すればよいのか迷うかもしれませんし、その結果スタートするのをためらうかもしれません。
一方で、百均でも家庭菜園で使える商品がいろいろとあります。必要な用具を安価で揃えることができるので、物は試しと簡単に始めることもできるでしょう。
そこで今回は「セリア」で購入できる、家庭菜園に使えるグッズをご紹介します。
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////百均ショップ「セリア」が人気の理由
百均ショップで有名なのは国内店舗数第1位のダイソーですが、第2位の「セリア」も人気があります。
その理由として、センスの良いデザインや日本製が多いため品質が良いことなどが挙げられます。特にDIYに関する商品が多いのも特徴で、家庭菜園で使えるグッズも品揃えが豊富です。
店内の雰囲気もナチュラルで落ち着いた色合いになっているので、買い物自体も楽しめることでしょう。
そこで今回はこのセリアで購入できる商品の中から、家庭菜園で役立つグッズをご紹介します。
////セリアで買える家庭菜園に使えるグッズ7選
プランター
家庭菜園で必須とも言えるのがプランターです。
セリアではさまざまな素材のプランターが揃っています。好みに応じたデザインのものを選ぶことができるでしょう。
ただし100円(税抜)なので、大きなサイズはありません。
植木鉢程度のサイズでいろんなプランターが販売されています。素材はプラスチックから陶器、ブリキなどいろいろあります。
セリアはデザインに定評があるので、プランターもおしゃれなものや可愛らしいものなど、見ているだけでも楽しめるのが特徴です。
セリアで扱うような小さめのプランターで育てられる野菜はいろいろとあります。
たとえば土の容量が3リットル程度のプランター(深さが10~15センチほど)であれば、次のような野菜を栽培できます。
- ラディッシュ
- 小松菜
- リーフレタス
- ルッコラ
- 三つ葉
容量が5リットルほどのプランターであれば、次のような野菜も育てられます。
- かぶ
- ホウレンソウ
- レタス
- バジル
- いちご
育てる野菜を決めてからプランターの大きさを選ぶのもよいですし、逆に気に入ったプランターを購入してからそのサイズで栽培できる野菜の種を購入するのもよいでしょう。
////野菜の種
家庭菜園でまず必要になるのが、「野菜の種」です。百均ではそれぞれが異なる野菜の種を販売していますが、セリアではハーブ系の種を扱っています。
具体的には、バジルとルッコラの2種類が入っているものと、レモンバームとタイムが入っているものがあります。
これらの野菜はサラダやパスタ、あるいは肉料理の香りづけなどで使えます。バジルは20度以上の温度で発芽するので、種まきは5月頃になります。
また発芽には光が必要なので、種まきをしたら土はあまり被せずに水をたっぷりと与えるようにしましょう。
一方でルッコラは15度~25度の温度で発芽するので、種まきは4月上旬から6月、あるいは9月から10月になります。
またバジルとは異なり、ルッコラは光を当てずにおくことで発芽します。レモンバームとタイムもルッコラと同じような時期に種まきをします。
発芽には両方とも光が必要なので、土を被せずに水を多めに与えます。
セリアで扱う野菜の種は種類がそれほど多くありませんが、初心者でも栽培しやすいので最初に植える野菜としては問題ないでしょう。
野菜専用土
百均にはそれぞれ、野菜専用土を取り扱っています。もちろん、セリアでも野菜専用土が売られています。これはプランターで家庭菜園をする時に役立ちます。
庭の土は毎年のように手入れが必要です。pHを調整したり、連作障害を避けるために植える野菜を変えたりします。
しかしセリアの野菜専用土を購入すれば、それを交換するだけで同じ野菜を毎年植えることもできますし、面倒な手入れは不要です。
支柱
セリアにはさまざまな長さの支柱が販売されています。家庭菜園では支柱を必要とする野菜が多くあるので、安く購入できるのは嬉しいものです。
支柱が必要となる野菜には、次のようなものがあります。
- キュウリ
- ナス
- ピーマン
- トマト
- インゲン
- カボチャ
支柱を使うとメリットも生まれます。
たとえば植物同士の距離が離れるため、害虫の発生を防除できます。日当たりも良くなるので、強い野菜に育ちます。
支柱には棒型のほかにU字型のものや曲げられるものなどがあります。
同じセリアでも店舗によって取り扱う商品が異なります。まずは店舗に足を運んで、実物を確認してみるとよいでしょう。
防虫ネット
家庭菜園ではいろんな問題が出てきますが、害虫もそのひとつです。害虫が取り付くと、駆除は手間がかかります。
セリアではその害虫を予防する「防虫ネット」を販売しています。防虫ネットを購入する際に注意するポイントはいくつかあります。
まず栽培している野菜がどの程度の高さになるかを考えます。次に防虫ネットを支える支柱を用意します。
高さがそれほどなければ、U字の支柱を使って防虫ネットを被せます。高さがあれば、長い支柱を立ててプランターごと覆い被せます。
剪定バサミ
家庭菜園では野菜の成長とともに、「剪定」という作業が必要になります。
これは限りある栄養分を必要な枝にのみ送り届けることができるように、枝を取り除く作業になります。
そのために使用するハサミは、切り口が潰れてしまうことがない専用のものが必要です。
剪定バサミは切り口の断面を潰すことがないので、切り口が傷まずに病気にかかりにくくなるでしょう。
肥料
プランターで家庭菜園をすると、野菜の成長とともに土の栄養分がなくなっていきます。土には元肥を入れておきますが、野菜の成長とともにその肥料は消費されるということです。
そこで必要となるのが「追肥」ですが、セリアで販売される肥料を使うことができます。
特にプランター栽培の場合、土の栄養素のうち窒素、リン酸、カリが次第に不足していきます。そこで追肥をすることで、肥料の追加をする必要が出てきます。
肥料には粒状のものから液状のものまで、いろんなタイプがあります。セリアの店舗でも取り扱う商品が異なるので、事前にチェックしておくとよいでしょう。
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その他セリアで揃える家庭菜園グッズ
家庭菜園では、いろんな用具が必要です。セリアには作業で使用する用具も購入できます。
じょうろ
水やりに必要なグッズです。セリアの商品はおしゃれなデザインが特徴なので、お気に入りのものが手に入るでしょう。
園芸テープ
支柱を組み合わせる時に役立ちます。トマトやピーマン、きゅうりなど高く支柱を伸ばす場合には複数の支柱をこの園芸テープで固定します。
支柱の組み方には、ピラミッド型や合掌組み型、クロス型などいろいろあります。育てる野菜に合わせて組み合わせるようにしましょう。
移植コテ
いわゆるスコップですが、苗の植え付けや植え替えで必要になります。
コンパクトなサイズのプランターに合うような、小さめの移植コテもセリアなら手に入るでしょう。
まとめ
セリアの園芸コーナーには、家庭菜園で必要なグッズが揃っています。初心者ならこの百均グッズを購入すれば、手軽に始めることができるでしょう。
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