知られざるアンティークレンガの歴史

知られざるアンティークレンガの歴史

外構工事にレンガを使おうという場合、ネットで商品を探していると「アンティークレンガ」というものを目にすることがあると思います。

アンティークというからには、古いレンガであることは想像がつきます。

しかし、そのような古いアンティークレンガに、どのような価値があるのかと不思議に思うかもしれません。そこで、アンティークレンガの歴史についてご紹介します。

その魅力がわかれば、外構に取り入れたいと思うことでしょう。

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アンティークレンガとはどんなもの?

女性がクエスチョンマークをもって疑問を抱いている様子

アンティークレンガは古い建物を解体した際に保管しメンテナンスして流通するレンガです。

あらたに生産されたものではないので、建物が建てられた年代に生産されているのが特徴です。

中古品であることから、商品には破損や欠けがありますが、歴史的価値があることからコレクターズアイテムとしても外構素材としても人気があります。

またサイズの規格も時代によって違うため、商品によって大きさが違うことも特徴となります。

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アンティークレンガが人気の理由

whyと書かれた積み木

アンティークレンガが外構素材としても人気があるのは、次のような理由があります。

  • 歴史的価値がある
  • グリーンビルディングに寄与する
  • 特有の粘土の美しさ
  • 経年による変化の味わい

歴史的価値がある

アンティーク物は現在では生産できない点に価値があります。

品質としては決して現在のレンガよりも高いというわけではありませんが、歴史的価値があることでアンティークレンガも外構素材として好んで使用されています。

大量生産されるレンガとは異なる味わいが、満足度を高めてくれます。たとえば庭をイングリッシュガーデン風にするような場合、アンティークレンガが雰囲気を高めてくれるでしょう。

グリーンビルディングに寄与する

持続可能な環境に配慮した建築を目指すグリーンビルディングに寄与することも、アンティークレンガが人気の理由です。

エネルギーを使ってあらたにレンガを生産することがないため、中古品のアンティークレンガを使用することで持続可能な世界を目指すという取り組みに寄与することになります。

特有の粘土の美しさ

アンティークレンガはそれぞれの年代、地域で採取された土から作られています。その粘土の特徴はみな異なり、なかには美しい色合いを持つレンガもあります。

これも現代では再現できないものなので、価値あるレンガとしてコレクターにも人気があります。

経年による変化の味わい

アンティークレンガは経年による色合いの変化を楽しめることも魅力のひとつです。これは新品のレンガで表現するのは難しく、アンティークならではの人気の理由と言えるでしょう。

海外のアンティークレンガはもちろんメンテナンスし洗浄もしていますが、レンガそのものの経年劣化は良い意味で味わい深さを醸し出すものです。

これがコレクターにとっても、外構で使用する人にとっても大きな魅力となります。

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レンガの歴史

historyと書かれた積み木

アンティークレンガは古い歴史ある建物を解体した際に保管されたレンガをメンテナンスして流通しています。古くは1800年代のものもありますが、レンガそのものの歴史はかなり遡ります。

初めてのレンガは紀元前8千年に

レンガは紀元前8千年に四大文明でそれぞれ独自に生産され始めています。降雨量が少ないメソポタミアでは粘土を日干しにして、建築素材として使われていました。

この日干しレンガの材料は粘土にワラや小石を混ぜたもので、型抜きをして形を揃えたうえで天日干しをして作られていました。

このような形で作られた日干しレンガは、エジプトに伝わり世界中に広まることになります。

ただし日干しレンガは風雨に弱いので、雨季の前には修理しながら使用したようです。

エジプトでも紀元前1900年代に日干しレンガで作られたピラミッドが発見されています。

焼きレンガの誕生は紀元前3000年頃

それまでは粘土を日干ししただけのレンガですが、紀元前3000年頃から焼成レンガが作られるようになります。建物の内部は日干しレンガを、外壁に焼成レンガを使用しています。

焼成レンガは900度ほどの温度で焼かれるため、断熱性や耐久性が向上します。そこで古代ローマでは大量に生産されることになります。そして道路や街道で活用されました。

さらに紀元前1600年から1000年のあいだに、金型を使ったレンガが作られるようになりました。その表面には細工が施されるようにもなっています。

日本には長崎から伝わる

やがてエジプトから地中海沿岸、インド、中国へとレンガが伝わり、ヨーロッパでもレンガが使われるようになりました。

中国では万里の長城にレンガが使われていますが、これは1400度ほどの高温で焼かれています。そのため非常に硬く耐火性にもすぐれたレンガとなっています。

日本には長崎でレンガの生産が始まり、1861年には長崎鎔鉄所の建設に使われています。

この建物は戦艦を建造するものですが、耐火性の必要があるため焼きレンガが使用されました。

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流通するアンティークレンガ

透明の地球儀

古く価値のあるアンティークレンガのなかでも、特に人気のあるものをご紹介します。

シカゴコモンブリック

アンティークレンガといえば有名なのはシカゴのレンガです。

アメリカでレンガが使われるようになったのは17世紀の初頭のことで、建物や道路などで使用されました。

手作りで生産するレンガ職人も全国に存在します。そして特にその品質の高さで有名なのがシカゴです。

1871年10月8日のシカゴ大火(イリノイ州シカゴ市内の大規模火災)のあとに流通したレンガが現在ではアンティークレンガととして人気を集めています。

シカゴ大火で多くの家が失われ、木造住宅からレンガ造りの家が増えたことにより、その解体により生じたアンティークレンガが市場に出回りました。

シカゴコモンブリックは青みがかった粘土で作られているのが特徴です。

生産は1981に中止となったため、このアンティークレンガを使用した建物はほとんど取り壊されているので、現在では入手困難となっています。

アメリカ中西部のアンティークレンガ

1800年代から市場に流通しているアンティークレンガも人気があります。特徴は濃い赤や紫、明るめのオレンジといった幅広い色合いであることです。

トスカーナ地方のアンティークレンガ

イタリアのトスカーナ地方から市場に出るアンティークレンガも、色の幅が広いことで人気があります。赤やオレンジに加えて、白く染みになったものも味わい深さがあります。

オーストラリアのアンティークレンガ

オーストラリアのレンガも有名ですが、あらゆる天候に対しての耐久性を備えていることが特徴です。

高温で焼き上げることで有名なオーストラリアのレンガですが、古いアンティークレンガには日干しで作られたものもあります。

まさに年代物なので、流通するものがあればチェックしたいところです。

まとめ

アンティークレンガは大量生産では生み出せない経年による味わい深さを持っています。歴史的価値のあるレンガもあり、コレクターにも人気があります。

もちろん、外構素材として使うこともできるので、外構を好みのデザインにするために活用してみるのもよいでしょう。

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