ご自宅の外構でとても重要な部分である扉。
最近では、庭からのペットの飛び出し防止や、お子様の飛び出し防止を兼ねてフェンス扉を設置するご家庭が増えています。
それだけでなく、公道と敷地の境目をフェンス扉でしっかり定めて防犯性の向上を図ろうとするご家庭も増えつつあります。
本記事では、安全性や防犯性を高めるために注目されている外構「フェンス扉」について解説していきます。
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フェンス扉の種類
フェンス扉は多種多様の種類があり、ご自宅の雰囲気や気になる部分をカバーできるようになっています。代表的なフェンス扉の種類は、以下の通りです。
ウッドタイプのフェンス扉
ウッドタイプのフェンス扉はいわゆる木製のもので、木製門扉とも呼ばれています。
木材を使用しているため他のフェンス扉よりも加工しやすく、DIYで設置しやすいフェンス扉です。
アルミ製のフェンス扉
アルミ製のフェンス扉は、蝶番でつなぎ合わせるだけで扉も設置できるタイプが多く、設置しやすいのが特徴です。
アルミ製のため錆に強く、長く美しさを保つことができる素材を使用しています。
メッシュ製のフェンス扉
メッシュ製のフェンス扉はスチール素材の金網を塗装した門扉です。
安価で気軽に設置できるという特徴があり、スパンと呼ばれる横幅が長いものが多くあります。
1スパンは横幅約2mと定めて製造しているメーカーが多く、広い範囲にフェンス扉を設置したい場合に向いています。
ボーダータイプのフェンス扉
ボーダータイプのフェンス扉は、太めの縁を強調したライン状、または帯状を平行にあしらったスタイルのフェンス扉です。
防犯性や視界のシャットダウン性に優れているという特徴があり、これまで紹介したウッドタイプ、アルミ製、メッシュ製だけでなく、樹脂製もあるため幅広異素材から選択することができます。
ボーダーのタイプは縦と横があるので、ご自宅の雰囲気や周りとの景観を含めて素材やボーダーの角度、太さも選べるマルチタイプのフェンス扉です。
////フェンス扉を設置するとどうなる?
フェンス扉を設置すると、ご自宅の外構はどのように変化するのでしょうか?また、どのような機能があるのでしょうか?
ここでは、フェンス扉を設置することで得られる効果を4つ紹介します。
1)公道と敷地の境目を示すことができる
フェンス門扉をご自宅に設置すると、公道と敷地の境目をはっきりと示すことができます。
例えば、私有地と知らずに侵入する人に対しては私有地とわかるようになるので誤った侵入を防げるのです。
フェンス扉を設置することで、フェンス扉による高さも出るだけでなく強度も上がりますので、境界を示すだけでなく敷地内における防犯の役割を果たします。
2)人の目線が気にならない
特にご自宅が公道に面している場合、通行人の視線が気になることがありますよね。
その場合、フェンスの網が細かいフェンス扉を設置することで、通行人や周囲の視線をカットできるため、ご自宅のプライベート空間を作り上げることができます。
3)自宅の外構が綺麗になる
フェンス扉は様々な素材や種類がありますので、フェンス扉を設置することで自宅の外構がとても綺麗にまとまります。
洋風のフェンス式門扉や、ナチュラルでオシャレな門扉、スタイリッシュなフェンス門扉など、種類も豊富にありますので、自宅や周辺の雰囲気に馴染むおしゃれな門扉を選ぶこともでき、おすすめです。
また、フェンス扉に使われている素材が異なるだけでご自宅全体の雰囲気が変わりますので、ピッタリのフェンス扉を選択すればご自宅全体が綺麗にまとまります。
4)ペットやお子様の安全に配慮
最近では、ペットをお庭で遊ばせたり、子どもを庭で遊ばせたりするご家庭が増えています。
フェンス扉があることで、これまで実現できなかったペットの放し飼いやお子様を自由に庭で遊ばせることもできるようになります。
また、フェンス式門扉を庭に設置することで敷地内からの飛び出しを防ぐ役割を果たしますので、事故を防ぐことも可能です。
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フェンス扉を設置したい!外構業者に頼む前に確認しておきたいポイント3つ
フェンス扉は前述の通り多種多様に展開しているため、ご自宅や周辺に外構の方向性を定める必要があります。
その際に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。
1)ご自宅の開放感をどうしたいか
フェンス扉を設置する場合、どこまでご自宅まわりに開放感を出したいかどうかで選択するフェンス扉が変化します。
開放感が欲しい場合は、フェンスの隙間が視界が抜ける感じ、フェンス扉を低めにする等を考える必要がありますし、視界をカットしたいのであれば、高めのフェンス扉やボーダーが太めのボーダーフェンス扉を選択する必要があります。
また、隠しながらも見せるという方法もでき、その場合は格子状のフェンス扉にすることが通常です。
ご自宅の開放感をどうしたいかで選択するフェンス扉が変化しますので、出来れば外構業者とよく相談しながらフェンス扉を選ばれることをおすすめします。
2)機能性や防犯性などのフェンス扉の性能
機能性や防犯性等といったフェンス扉自体の性能を把握することも重要なポイントです。
実際の人の出入りはもちろん、道路へ出るときの安全性や敷地への侵入をしっかり防げるかだけでなく、お子様やペットがいる場合は飛び出し防止にどれだけ効果があるかどうかも重要となります。
ご自宅やご自宅周辺の状況によってフェンス扉の高さを調整したり、素材やタイプ、性能をフェンス扉ごとに比較していく必要があります。
3)フェンス扉のデザインと周囲との調和性
フェンス扉ののデザインによって外部からのご自宅の見え方が変わりますので、周囲との調和性がしっかりとれているかも確認しておきたいポイントです。
フェンス扉のデザイン次第では、周囲との調和が取れておらず、ちぐはぐになってしまう場合もあります。
また、既に既存の塀がある場合は、既存の塀とフェンス扉とのバランスも重要です。
フェンス扉はDIYできる?
外構業者にフェンス扉を設置してもらいたいけれど、費用面が心配でできれば自分で設置して費用を押さえたい、とお考えの方もいらっしゃると思います。
フェンス扉自体はDIYで設置することは可能です。
通信販売やホームセンターでもフェンス扉の素材は販売されていますし、実際にDIYでフェンス扉を設置している方もいらっしゃいます。
ですが、DIYで設置できるフェンス扉は限られています。
もし普段からDIYを行っていない場合は、必要な工具を全て取り揃える必要もありますし、設置が甘くなると外構業者に依頼した場合よりも、フェンス扉が壊れてしまう確率が高まります。
DIYに自信がある方は、ご自身でフェンス扉の設置にチャレンジしてみてもOKですが、自信のない場合は、できるだけ外構業者にフェンス扉の設置を依頼することをおすすめします。
フェンス扉を設置するならまずは外構業者に見積もりを!
フェンス扉は多種多様です。
選択肢が多く、ご自宅の雰囲気やご自宅の問題を解消するピッタリのフェンス扉を選ぶのはとても大変ですし、普段からDIYになれていないと自分でフェンス扉を設置するのは非常に難しいのも事実です。
自宅のタイプや立地、雰囲気までトータル的に見ることができるのは、第三者でもある外構業者です。
自宅の雰囲気や要望に合わせたフェンス扉を設置するなら、まずは複数の外構業者に見積もりを依頼することが大切です。
あなたの納得がいく、最適なフェンス扉を取り付けてみましょう。
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