自宅を新築して庭を作るのであれば、おしゃれなものにしたいと誰もが思うことでしょう。しかし庭の外構工事といっても、実に多くのものがあります。
そこでおしゃれな庭にするためにぜひ取り入れたい、おすすめの外構工事をご紹介します。
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////シンボルツリー1本あればおしゃれに
庭をおしゃれにする外構工事はいろいろとありますが、まず最初におすすめなのが「シンボルツリー」です。
その理由は、1本の木があれば雰囲気をおしゃれなものにできるからです。
シンボルツリーとは?
シンボルツリーとはその名のとおり、家のシンボルとなる木のことです。1本だけ植えることも、あるいは複数本を植えることもあります。
シンボルツリーは玄関の横に植えることもありますが、庭に植えることもできます。また狭い庭であっても、シンボルツリーがあればそれだけでおしゃれな空間に演出できるのが特徴です。
シンボルツリーのメリット
シンボルツリーの大きなメリットは、1本あるだけでおしゃれな雰囲気になることです。家の印象が大きく変わるので、どの木を選ぶかが大事とも言えます。
またシンボルツリーが伸ばす枝によって、家のプライバシーを守れるのもメリットとなります。枝についた葉が夏場には強い日差しを遮ってくれます。
シンボルツリーの注意点
シンボルツリーの注意点は、どのような樹木を選ぶのかということです。シンボルツリーは大きく分けて常緑樹と落葉樹があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
たとえば常緑樹は年間をとおして葉をつけているので、落ち葉の処理がさほど必要ありません。その反面、変化が少ないのがデメリットと言えます。
一方で落葉樹の場合は、季節の移り変わりによって変化するので、四季それぞれの表情を楽しむことができます。ただし落葉の掃除が必要となり手間はかかります。
ほかにも成長の早いものと遅いもの、どちらを選ぶかという問題もあります。成長が早いものは剪定の手間がかかりますが、その様子を楽しむことができます。
////間接照明(ガーデンライト)をいれるとおしゃれに
庭をおしゃれに演出するアイテムとして、間接照明もおすすめです。間接照明の場合には日中ではなく夜に効果を発揮することになります。
ガーデンライトのメリット
ガーデンライトのメリットはなんといっても陰影がおしゃれな雰囲気を生み出すことです。これは日中には得られない大きな効果と言えるでしょう。
家の中から庭が見える場合、夜は暗いのでその様子はほとんどわかりません。そこで間接照明を設置することで、幻影的な雰囲気で庭の様子を見て楽しむことができます。
さらに小道を照らすことで、夜に庭へ出る際にも足元を明るくできます。防犯の役割も果たすので、おしゃれに演出する以外にも実用的なメリットが生まれます。
ガーデンライトの注意点
ガーデンライトの注意点は、「電源の確保」です。
もともと庭に電源コンセントがない場合、どのように電源を確保するかが課題になります。屋外コンセントがなければ、あらたに設置する必要があるでしょう。
さらに夜間のみ使用するガーデンライトなので、点灯と消灯をタイマーで行うのか、それともセンサーで自動的に行うのかといった選択肢があります。この点もふまえて設置するようにしましょう。
ガーデンライトの種類
ガーデンライトはその設置方法によってさまざまな演出ができます。
まず「ブラケット型」と呼ばれるランタンのような形のガーデンライトがあります。吊り下げて設置するものですが、このタイプのライトを使うだけで庭をヨーロッパ調に演出できます。
イングリッシュガーデンのような庭にするのであれば、アンティーク調のガーデンオーナメントと組み合わせるとよいでしょう。
あるいは「スポットライト型」のガーデンライトを使えば、庭の樹木や家の壁を照らして幻影的な雰囲気を演出できます。
スポットライトの場合には、下から上を照らす方法や複数のライトの光を交差させる方法など、いろんな演出ができる設置方法があります。
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////小道で好みの雰囲気に
単に砂利を敷き詰めた庭も、小道を作ると立体感が生まれます。庭の中を歩く際にも役立ちますが、その素材やデザインによっては庭をおしゃれに演出できます。
レンガの小道
洋風な雰囲気を演出できるのが、レンガの小道です。
DIYできる手軽さも人気の理由と言えるでしょう。もちろん下地はしっかりとしておかなければ、ガタついて歩く時につまずく危険があります。
並べ方が自由なのも小道の特徴です。綺麗に並べずにあえて不揃いにすることで、ナチュラルな雰囲気にすることもできます。
枕木の小道
枕木を使って小道を作ると、和風やカントリー調の雰囲気になります。枕木は相当に重量があるので、レンガのように下地処理をせずとも安定するのがメリットと言えます。
ただし本物の枕木は高額であることと、経年により劣化することに注意が必要です。
ホームセンターに行けば、安価なコンクリート製の枕木を入手できます。木製の枕木と異なり腐ることはありません。そのかわり、ヒビが入ったり割れたりすることがあるので注意しましょう。
手軽に設置できるガーデニングオーナメント
庭をおしゃれに演出する「ガーデンオーナメント」も、手軽に設置できる点でおすすめです。
ガーデンオーナメントとは?
ガーデンオーナメントとは簡単にいえば「置き物」のことです。動物をモチーフにした小さなものから、大きなオブジェまでいろんな種類があります。
置き方ひとつ工夫するだけで、庭はおしゃれな空間になります。庭のテーマに合わせて、たとえば可愛らしい花を多く育てているならばリスやうさぎといった動物のものがマッチします。
あるいはイングリッシュガーデン風にするためのアンティークなものも購入できます。ガーデンオーナメントひとつで、庭の雰囲気を演出できるのが大きな魅力と言えます。
また塀の上に置くのか、それとも木陰に隠れるように置くのかによっても、演出が変わります。
ガーデンオーナメントの活用方法
ガーデンオーナメントは季節ごとにテーマを変えると、より季節感を感じる雰囲気に演出できます。
たとえば春は動物が活動を始める時期なので、小動物のガーデンオーナメントを置くとよいでしょう。
秋ならばリスと松ぼっくりといったモチーフのものなど購入できます。冬であればやはり、クリスマス関連のガーデンオーナメントになるでしょう。
花壇で華やかな庭に
ガーデニングをする方にとっては、花壇は必須と言えるでしょう。そのデザインによって、庭をおしゃれな空間に演出できます。
多年草を選ぶのがポイント
おしゃれな花壇をつくるポイントはいろいろとありますが、まずは「多年草」を選ぶようにしましょう。
多年草は開花と結実のサイクルを数年間繰り返す種類の植物です。植え直しの手間がなく、花が咲いている期間も長いのが特徴となります。
レイアウトを工夫する
花壇はレンガや石などを使って囲いを作りますが、そのデザインによって印象が変わります。
たとえば直線的なデザインにすればモダンな雰囲気となり、曲線的なものにするとナチュラルでやわらかな雰囲気となります。
間接照明やガーデンオーナメントなどの雰囲気に合わせてデザインすれば、庭に統一感が生まれます。
素材選び
花壇はレンガや石、コンクリートなどさまざまな素材で作ります。素材が変われば雰囲気も変わるので、庭のテーマに合わせて選ぶとよいでしょう。
まとめ
おしゃれな庭にするためにおすすめの外構工事をご紹介しましたが、いずれも手軽にできるものばかりです。
予算もさほど必要ないと思いますし、DIYできるものもあります。庭のテーマを決めて取り入れてみてはいかがでしょうか。
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