「ヒビ割れたコンクリート、初心者でもDIYで補修できるの?」
こんな疑問にお答えするべく、本記事では外構のプロがコンクリート補修を分かりやすく解説していきます!
おすすめ補修材や作業の注意点もご紹介していますので、ぜひ目を通してみてくださいね。
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////初心者でも簡単!コンクリート補修の3ステップを外構業者が解説
「ダメージ診断」「道具の準備」「補修作業」の3ステップを順番に解説していきます。
①まずはコンクリートのダメージを診断する
補修作業を始める前に、スケール(定規)などを使ってヒビ割れ・穴の大きさを測りましょう。
0.1〜0.3mm | 「ヘヤークラック」と呼ばれる小さなヒビ割れ。簡単に補修できます。 |
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0.3〜0.6mm | 補修も可能ですが、基礎部分など、負荷のかかる場所なら外構業者に相談してください。 |
0.6〜1.8mm | 「構造クラック」と呼ばれる内部まで入り込んだヒビ割れ。DIYでの補修はおすすめしません。 |
ダメージ診断には、当てるだけで割れ幅が分かる「クラックスケール」を使うと簡単です。
②コンクリート補修に必要な道具を用意する
補修作業にあたって、以下の道具を準備しましょう。
コンクリート補修材 | ダメージに合わせて以下の3種類から選択してください。 ・①スプレータイプ…小さなヘヤークラックに。 ・②充填タイプ…ヒビ割れに直接流し込めます。 ・③穴埋めタイプ…広い範囲の補修に。コテで埋めます。 |
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ゴム手袋 | 補修材はアルカリ性で手を荒らすので、ゴム手袋は必要です。 |
保護メガネ | 万が一、補修材が目に入らないように保護メガネを着用します。 |
スポンジ・霧吹き | 補修する場所を濡らす工程で必要になります。 |
ブラシ (ワイヤーブラシ) | ヒビ割れ周辺のコケや汚れを落とすために使います。 |
ヘラ・コテ | 「③穴埋めタイプ」で補修するときに必要です。 |
③コンクリート補修作業を始める【実際の流れを解説】
以下の工程表を見ながら、実際に補修作業を進めていきましょう。
- 補修面の汚れやコケ、シミをワイヤーブラシで水洗いします。
- 水を含ませたスポンジや霧吹きで、補修面全体を濡らします。
- コンクリート補修材でヒビ割れや穴をふさぎます。
- 乾燥させて完成です!
補修材によって「水を混ぜて使う」「ハケで平らにする」など使い方が異なるため、説明書をしっかり読んでから作業を始めてください。
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////初心者向けのコンクリート補修材を3つご紹介!【外構業者おすすめ】
初心者でも失敗しない「スプレータイプ」「充填タイプ」「穴埋めタイプ」のおすすめ補修材をご紹介します。
①トーヨーマテラン・スプレーセメント【スプレータイプ】
吹き付けるだけで気軽に補修できる人気の定番商品です。細かいヒビ割れの補修から、コンクリートの汚れ・落書き消しまで大活躍します。
他の補修材とは別に、1本持っておくと便利なアイテムです。
【硬化時間】24時間
②アサヒペン・床用ひび割れ補修材【充填タイプ】
ノズルからヒビ割れに直接流し込める樹脂製のモルタル補修材です。ヘアークラックから穴埋めまでしっかり補修し、手を汚さずに作業できます。
スプレータイプより硬化時間が早いので、駐車場や玄関にもおすすめ。
【硬化時間】3〜6時間
③アサヒペン・コンクリート クラック 止水補修材【穴埋めタイプ】
すばやくしっかり固まり、水漏れの補修までできる万能補修材です。
約3分で硬化するため、とにかく早く終わらせたい方にもおすすめ。大きめのヒビ割れや穴あきなど、補修範囲が広い場所に活躍します。
【硬化時間】2〜5分
【失敗しない】コンクリート補修・DIYの注意点を外構業者が解説!
初めての補修作業でも失敗しないための3つポイントを、以下にまとめました。
①天気の良い日に作業しよう
雨や湿気の多い日は硬化が遅れ、液ダレの原因にもつながります。
②補修材には直接触らない
強アルカリ性の補修材は手荒れの原因に。必ず手袋を着用してください。
③構造クラックは外構業者に頼む
0.3mm以上のヒビ割れは深刻なケースも。心配ならプロの診断を受けましょう。
【まとめ】コンクリート補修は初心者でも簡単!DIYに挑戦しよう
本記事の要点を、以下にもう一度まとめていきます。
- まずはヒビ割れの大きさをチェックし、適切な道具を準備する
- 補修面をしっかり水洗いし、補修材の説明どおりに作業する
- 作業は天気の良い日に。手袋や保護メガネを必ず着用する
小さめのヒビ割れなら、スプレータイプや充填タイプの補修材で簡単に補修できます。初心者でも気軽に挑戦できますので、ぜひ休日にDIYを楽しんでくださいね!
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